滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

2018-01-01から1年間の記事一覧

ママさん

ママさん。 最近呼ばれた中で一番気に入っている呼び名。 くすぐられる。 奥さんってのが多いから〔全くくすぐられない)。 私をママさんと呼んでくれるのは、アメリカからのリピーターさん。 この地で起業するため訪日し、ウチを利用してくださっている。 …

歳をとること

最近、オーナーは老眼が進んだと1日に10回は言うようになりました。 なんとかルーペでも買えば、としか言いようがありません。 何かの記事で、「会いたい人はこの世にいない人」との見出しをみて, 歳をとるということはこういうことなんだと切なくなりまし…

野洲市は先進国

ある新聞の、滋賀県野洲市の市民生活相談課長の生水(しょうず)裕美氏の記事を拝見し、思い浮かんだ一人の女性がいます。4年程前に、当館にお泊りいただいた女子大生のゲストさんで、彼女は生水氏の講演を聴くために東京からお越しでした。 不勉強な私は当…

風情

この三連休も台風の影響にみまわれました。 それでも、ほぼみなさん予定通りにチェックインされホッとしました。 リピーターさんも含めて、東京や大阪からお越しの方が多かったですね。 初彦根の方には、「なんて静かなの!」「虫の声がスゴイ!」なんて感激…

近況報告(台風被害から一ヵ月)

(多分束の間の)秋晴れの日があったおかげで、 ようやく近況を綴る気が起きました。 台風21号の影響で築100年以上の母屋が使用不可能となり、 別棟の新館のみの営業から一ヶ月になります。 直後は、予約いただいていた方々へ事情説明のメールなどに奔走。 …

2018年 鳥人間コンテストを終えて

2018年の鳥人間コンテストは、 残念なことに途中から中止となりました。 毎年7月最終土日に開催されています。 諸事情(物理的理由、大学生のテスト期間への配慮など)で、 順延は設けられていません。 一年かけて研究・準備してきても、 悪天候で成果を試す…

無我夜話 12

西日本豪雨災害の被災地の一つ、 岡山県民の青年が先日宿泊してくださいました。 現在は関東に住んでいて、ご実家が岡山県の北部ということでした。 人的に無事ではあったのですが、田んぼが泥流で台無しになったようです。 彼曰くは、【岡山県は災害のない…

無我夜話 11

先日お泊りいただいたゲストさんと「夜話」。 発達障害の方々の就労支援をするリハビリスタッフの女性でした。 彼女は自発的に、 ご自分の休暇を使い研修のため彦根にお越しになっていました。 しかも、安定した病院勤務を辞めての転身です。 茨の道ダネーー…

時代について

マンネリ、ワンパターン 肯定的な取り上げ方(雑誌やラジオの特集)に驚いている。 改元を迎えるという 変化へのレジスタンスかな。 昭和から平成になるころ私は青春時代。 バブル期、異様なものがたくさんあったなぁ。 オウム真理教はその一つ。 私は当時、…

悩んでます。

悩んでいます。 それはーーー時間管理。 だいぶん前ですが、 15分管理論を聞いたことがあります。 一人でインドアでこなす作業には向いていると記憶しています。 ネットで情報収集などは、ついついダラダラ脱線しがち。 アラームをセットして15分で切り上げ…

オヤジギャグ容認

とある図書館で。 一階受付でヒステリック高齢者が、 スタッフの若い女性に「市長の○○でも俺の言うことをきくんやぞ」 ??なる暴言をいい放ち館外へ。 私はその時二階の喫茶コーナーにいましたが、 喫茶のスタッフさんは[よくあるんです]な表情が見受けら…

無我夜話 10

旅先で知りあってSNSでつながる。 つながるけど、忘れてしまう。 SNSでもつながらず、名前すらも知らない。 それでも忘れられない人もいる。 これってなんだろう。 以前そう言っていた女子ゲストさんがいました。 私なんかは、 今際の際にマブタの裏に現れる…

城下町気質

彦根観光協会の宿泊部会に出席した無我の宿主から、 スタッフへ伝達講習があったので、 ちょっと書きとめておきます。 4000枚のパンフレットが残っている。 新規で作成する必要がないパンフレットである。 この分の予算を他に有効活用できないか。⬅︎宿泊施設…

来週、旧友と会える

信州で暮らしていた頃の友人と十年ぶりに再会できるのです。 大学病院で同じセクションで看護師をしていた[戦友]です。 二交代の勤務体制でしたが、 日勤でも夜勤でも普通に六時間以上は残業をする悪しき慣習の職場。 休日出勤も普通、ギャグが無い、など…

旅先美容院

以前、私がひっそりと提唱していました『旅先美容院』。 先日うちにお泊まりのKorean beautyのKさんがヘアカット+カラーに行って、 「キニイリマシタ」とニコニコ帰ってきました。 パーマをかけるかどうか迷っていましたが、 パーマっ気を残すようなカットの…

ファミレスの楽しみ方

お店に入って席を選ぶとき、 同時に探ります。 独特の違和感がある二人連れ、、三人連れ、、、、。 できれば隣のスペースに自分は陣取りましょう。 その人たちの話し声が聞こえるくらいの。 これは友人Mさんから教わりました。 ーーーー 間違いないぞ。 しば…

無我夜話  9

東京からお越しのmiddleage女性ゲストさんからお聞きしたお話。 その方は訪問介護の仕事をされていますが、 担当のご婦人が天寿を全うされ、その人を偲ぶ旅だと仰いました。 そのご婦人は出生が彦根でした。 戦前、結婚前の男女が言葉を交わすのも許されなか…

ある一日

7:30 彦根ステイ中のKorean beauty・Kさんのご希望で、 ヘアサロンの空き状況をネットで確認。昨夜打ち合わせしていた、 第一希望の日は空きがなく、その旨伝えるべく彼女の起床を待つ。 8:15 Kさん起床、再検討してまた伝えますと言い残してお出かけ。 10…

元看護師カゼを吹かせて 3

台湾からお越しのゲストさんは、 癌で舌を切除しているとのことで流動食と筆談での対応が必要でした。 60代の男性で、バックパッカー。 見た目は元気なおじさんで、日本のおじさんと同じ風貌です。 ミキサーを持参しているので、こちらの手間はありません。 …

彦根ホテル旅館組合の総会でした。

予定ではいつも通りオーナーが出席のところ、 諸事情で急遽私が出席です。 組合が発足して初めての総会でしたが、 意外と出席人数が少なく感じました。 【軋轢】【彦根市】【長年にわたる】【行政】【DMO】【観光協会】【予算】 などなど、キーワードだけで…

充電の旅

旅してました。 北陸で〝湯治〟です。 たまたま見つけた〝鉱泉〟に入ったり。 泊まりは、久々のユースホステルだったり。 大阪屋というスーパーでお惣菜などを夕食にして。 次の日も同じスーパーでお昼を食べたり。 何日か漂っていました。 このお店のdeepさ…

敬愛してやまない

「観光といえばそんなようなもの」と答え、 小さいことにこだわらず、 決断が早く、 だらだら過ごさない。 キレ味が良い。 知らない人に御馳走してもらったり、 特別な情報を得ることもある。 家を一軒、山の一つでも「もらってくれないか」 と言われたこと…

鳥人間コンテスト始動

ゴールデンウィークの真っ只中、 鳥人間コンテストの日のご予約が入りました。 『鳥人間関係者』と我々が名付けている、 リピーターさんのうちのお一人です。 コンテストは毎年7月最終の土曜日と日曜日です。 大学のサークル活動でコンテストに出場した方々…

ゴールデンウィークも後半戦

ゴールデンウィークも後半ですね。 各地から多くのゲストさんに来ていただいて、 本当にありがとうございます。 先日はバイク6台という日があり、 無我所有の専用駐車場は壮観でした。 ほぼ毎日、リピーターさんにお会いできるこのペースも、 ありがたいこと…

愛は灰の中に

愛、 についてまた。 灰の中から蘇る愛について。 燃え尽きて、もうここに愛の火なんて無いよ。 と、誰もが思うような灰。 たとえばキャンプファイアーの後の燃えカスを、 みんなで水をかけて大丈夫とした灰。 ところが、、、、、 ふつふつ、ほんとに小さな…

愛の枯渇

愛、 の次の言葉、 枯渇ーーーー。 アウトプットし過ぎると そうなりますよね。 最近、「無償の愛」「愛の枯渇」なんて言葉を 身近に耳にしています。 己のしたいことも控えて、 来る日も来る日も、 来てくださるゲストさんに愛を注ぐ。 時にはカラマワリ。 …

高校生 一人旅

一人旅の高校生のゲストさんと、 これも一人旅の大学生達が話しをしている。 高校生は携帯電話を持っていないので、 夜、当宿に安否確認の電話がお父様から入る。 離れてみると親のことを考える、なんて大学生達も。 サトゴコロ、とか。 可愛い子には旅をさ…

新社会人

ヨロコビ 新しいヘルパーさんを迎えられそうです。 こちらから声をかけました。 この春、新社会人となる滋賀県在住の彼女、I さん。 会社の休日にサークル活動感覚で、 関わっていただけたら嬉しいですね。 大学生活から会社生活になると、 ギャップが大きす…

カカッテラッシャイ

「いやあ〜ムーンライトながらに乗れなかったから 今日はここに泊まりますわ〜」 これは、先日お泊りの鉄道オタクさんのお言葉。 知ってかしらでか、無我の宿主は鉄道オタク。 この言わなくてもいいんじゃない一言への教育的指導を込めて、 鉄道攻撃。 軍配…

レポート力

なんだかんだ計7泊ステイされた自転車でお越しの旅人さん。 彦根の街の様子や銭湯での出来事などレポートが上手くて、 「レポート力」というものを感じました。 相手が知りたいと思うことを優先的に話すことが出来る人。 決しておしゃべりではないのです。 …