安倍晋三銃撃事件のあった夜、NHKラジオの高橋源一郎氏パーソナリティの番組に
私は縋った。期待通り、それ以上に騒つく心が落ち着いた。(下記に記す)
海外の元首からの弔辞も涙が出る。ブラジルは日本国民の心情を思いやって、
国民に三日間の喪に服すことを宣言し、私は驚愕した。
戦争真っ只中のウクライナとロシアからも
哀悼のメッセージが寄せられて、これまた驚愕した。
世界が協力し闘わなければならないことは、パンデミックだけではなく
日々気の抜けないことなのだと痛感する。
兵器を使用しなくても、戦争状態でなくても
簡単に国民は危機に晒されてしまうことを知った。
この数ヶ月前、ウクライナとロシアの国民に向けられた憐憫の情は、
今は日本国民に向けられているのだから。
ふと思い出したが、
二、三ヶ月前に高校生が筋弛緩薬を自作し元同級生の親を殺害した事件があったが、
密かに独りで製造し実行した、、、今回と共通点があると思う。
今現在でも、独り恨みを募らせて殺人兵器を製造している若者がいるのだろうか。
勝手な私見だが、言葉を少しでも上手に操る余裕があること、
一人でいいからそれを聴いてくれる他者を見つけること、この二つができていれば
そんな凶悪な道へ行くことは無いんじゃないかと思うのだが、、、、、、、、、、、、。
作家の高橋源一郎氏のラジオ番組・飛ぶ教室の冒頭三分は必聴の価値あり。
7/8放送からの肉声を書き起こした「今できること」を記す。
⚫︎ゆっくり深呼吸すること
⚫︎日常を止めないこと
⚫︎そこにいれば落ち着いて考えることが出来る場所を作ること
⚫︎いつもに増して考えること
⚫︎情報が飛び交っている時耳を澄まして聴くこと、聴き分けること
⚫︎大声で喋る人間には気をつけること
⚫︎押し付けがましい声は聴く必要はないこと
⚫︎そして、自分がそうならないように気をつけること
⚫︎無理矢理考えをまとめる必要がないこと
⚫︎それでもできるなら一つ一つ考えを言葉にしていくこと、ゆっくりでいいから
⚫︎考えべきことは沢山あります。目の前のこと、自分に関すること、大切な誰か、
あるいは大切な何かに関すること、それから、それらとはまるで異なった
遠い世界のことや、はるか昔のことも、、、
⚫︎こういうときこそ本を読みましょう。
そこには書いてあるはずです。かつて何度も同じことがあり、その度に人々は考え
日常を守り、自分達を攻め滅ぼしにやって来る者たちと闘ったことが。
以上