彦根ゲストハウス無我の女将のブログ

漂泊の思い・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。パンデミックの中、模索する日常のあれこれを記します。

天川村の回想

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見習いたいな、、、と思う人、います。

 

私が奈良県のある宿で手伝いをしていた時のお客さんのTさん(女性)。

 

年が近いこともあって、話に花が咲いた。

 

Tさんは、離婚し子供も手離した。

 

3ヶ月泣き暮らし、突然なぜか奈良に足が向いてこの地に来た。というのだ。

 

とてもそんな苦労をしたようには見えず、静かな若々しい女性だと思っていた。

 

経緯をさんざん話したあと、最後に

 

「結局ね、私がバカだっただけなの」と真顔でいうTさんに

 

私は滝に打たれたかのごとく衝撃を受けた。

 

その後、仲良くなり別の所で二度ほど温泉に行ったり食事をしたが

 

やはりその時も「私って本当にバカでね」と要所要所でTさんは言った。

 

私はその都度感動した。

 

もう十数年以上前の話、もう連絡は自然と途絶えた。

 

でも、きっと幸せになっていると思う。

 

 

 

見習うべきTさんを思い出したのは、

 

対照的に今日残念な人を見たからに他ならない。

 

私は修行が足りないので、なかなか「私がバカだった」と言えない。

嫌味に聞こえないように言えるようになるには、どうしたらいいのだろうか、、、。