滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

溶けるのが早くなった雪

 

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うんともすんとも、静かな日もあれば

 

次々といろんな情報がもたらされる日もあって、今日は後者。

 

どれを書き残そうかと絞ると、、、

 

やっぱりM工務店のJさんとの電話会談。

 

近くまで仕事で来たので寄ってくれたそうだが、生憎皆外出中でお会いできず。

 

ゲストハウス無我の立ち上げ工事を請け負ってくれてからのお付き合いだが、

 

こうやって気軽に(気軽過ぎる)喋ることができる貴重な存在。

 

道路ができたね、◯◯建設中だね、スーパー銭湯できるよ、など

 

建築業界人の鋭い観察眼や嗅覚で町の情報を教えてもらった。

 

感心すると「あたりまえだ」ってことだった。

 

昨日一日中、積雪とにらめっこしていたけど

 

今日はちょっとホッとできたなあ。

 

皆さんお元気で何より。

自由

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もうだいぶん前、職場の同僚に「あなたってお父さんやお母さんから生まれたの?」と

 

質問されたことがある。

 

一人で生まれて一人で生きている感じだから、とのことだった。

 

いい関係の人から言われたので、こっちもわるい感情にはならなかった。

 

当時は、私の母親も勤めに出ていて「子供いるの?いないかと思った」と

 

やはり同僚から言われたことがあったので、お互い笑った。

 

敢えて家族の話をしない癖みたいなもの。

 

不幸を抱えているわけではないけど。

 

おかげて皆様の想像を掻き立てさせてさしあげたんだわ。

 

新しい人間関係ができるたび、やっぱりそうみられているのかなって思う。

 

自由に生きていてゴメンねー。

 

 

 

 

 

真剣な遊び

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たとえ料理をしない日があっても、

 

針と糸を持たない日は無い。

 

今年になって、そんなソーイングな暮らしをしている。

 

出かけた先でも、単行本+◯眼鏡と同じく

 

編み物セットや刺繍セットを持参するようになった。

 

伏せ字が多い、、、。

 

◯十肩を患った時、痛みでもう二度と裁縫が出来なくなるかと心底思った。

 

熟練していくものだと安穏と構えていた分野だったので、

 

出来なくなるのかという喪失感は恐怖だったが、

 

すっかりその患いも通過し今に至る。

 

そして不幸中の幸い、コロナ禍のステイホームでソーイング三昧。

 

この情熱が包丁とまな板に行かないところがテンテンテン。

 

先日モチーフ編みのベストが出来上がったので、実家の母に電話で話すと

 

「あんたは遊びも真剣でイイねえ」と褒められたわ〜。

 

次は、春夏物に取り掛からないとねー。

 

 

セカンドライフ

 

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彦根移住準備中のゲストさんがお泊まりの今宵。

 

度々ゲストハウス無我を利用してくださり、ありがたいことです。

 

就職の面接のこと、住居のこと、、、お聞きしましたが

 

セカンドライフへ着実に進行しています。

 

私ももっと訊ねたいことがありますが、また追々ですね。

 

前回でも気に入ってくださった湯たんぽを作製しました。

 

また滋賀は寒波(もうやめて)のようで不穏な夜の嵐です。

 

それにしても、湯たんぽのためのお湯が沸くまでの時間、

 

ぼーっとやかんを見つめている時間、、、、

 

過去の過失を思い出すのはナゼか。

 

 

 

 

 

 

 

 

日進月歩

 

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先日、頼まれたので整形外科クリニックへ付き添いをした。

 

着いた途端、密になるし帰っていいよとお達しが下された。

 

待合室は大勢の診察待ちの方々、、、真っ直ぐ私だけ先に帰宅した。

 

持病の腰痛が悪化したのは、ダンナさん。

 

しばーらくして帰ってきたら、かなり元気になっていた。

 

ブロック注射は以前と違って簡易で楽に済み、ストレスが少なかったようで。

 

あとは内服薬とコルセットを持ち帰ってきた。

 

かかりつけ医に、「痛かったね、大変だったね。」と労ってもらったことも

 

とても嬉しかったようである。

 

注射の進歩と同様、ドクターも優しく進化したのか。

 

本当にどこへ行ってもドクターは優しい。

 

一昔前は違ったんだよ〜〜〜。

 

 

 

 

光をみた

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【2020/4 撮影 彦根市内の琵琶湖岸】

 

 

 

連泊している男子大学生さんが、彦根の町の散策から戻ってきたので

 

いろいろ窺ってみる。

 

「子供がいて、いいですよね。公園なんかで遊んでいて、、、、」

 

え?え?

初めての反応。子供がいていいって答えは初めてだーーー。

 

それから彼がチェックアウトして、ジワジワその言葉が私に沁みてきた。

 

居ても立っても居られないくらい感動やら嘆息やら、複雑な嵐。

 

東京の子供と地方都市の子供は違うのかな。

 

私も一昨日、公園の遊具でぴょんぴょん跳ねるたくさんの子供らを見かけた。

 

コロナに感染しないことを念じつつ、でも発散もしたいし運動もしなきゃねと思いつつ。

 

滋賀県はアウトドアが楽しめる場所で、

 

近畿の都会から家族連れや若者たちがやってくる。

 

ぴょんぴょん跳ねていた子らも、県外から来ているのかもしれなかった。

 

彼が目にした子供はどういうシチュエーションかは分からないが、

 

東京の洗練された子供より彦根の子供は素朴で

 

子供らしい子供に見えたんじゃないかと推察している。

 

大学生ですら、元気な子供の姿を「宝」だと認識して

 

これからの人生の原動力の一つにしようとしているのは

 

彼自身の持つ感受性の豊かさと、コロナ禍での閉塞感の裏返しなのだろうと思う。

 

町の見方、人の見方、旅の仕方の真髄を彼は喚起してくれた。

 

光を観ると書いて観光。

 

まさにこれ。

 

 

まだまだ引っ張ります第二弾

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昨年の修学旅行引率(救護看護師)の話。

 

ツアーナースは回想する、第二弾。

 

3日前まで全く見知らぬこの女子高生3人とホテルの特別個室で、

 

朝食を共にする私。

 

3人のうちの一人が体調不良、、、情緒不安定で早朝から泣いているため

 

先生方やツアコンさんから

 

【このグループは、看護師さんと朝食を別室で】【つかず離れず見守ってください】

 

と指示された。

 

情緒不安定99.9% の体調不良。

 

ん?看護師の仕事になるのか?ではあるが、

 

前日も車酔いで関わった同じ女生徒であるため仕方あるまい、という流れ。

 

 

まあ、他愛もない話をするのも聞くのも嫌いではないので適任なのかもね、、、

 

この措置はこの3人の女子高生は受け入れているのだろうか、、、

 

いろいろ思い巡り食事は進むわけがない私だった。

 

ふと、厚かましくも前世ではこの子らと仲良し4人組を形成していたのかもと思った。

 

全ては縁だと。

 

 

それにしても、

 

揺るぎない愛情とタニンゴト感が交錯する教育現場を体感した次第。

 

しばらく気持ちの整理がつかなかった私だが、

 

最近やっと懐かしい思い出になってきた。

 

オミクロンの第6波が始まる前に修学旅行できて、本当に良かったと心底思うこの頃。

 

先生も生徒さんたちも御父兄の方々も、きっとそれは同じ思いだろう。