滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

ラジオからの嘆き

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先日、ラジオの『こども科学電話相談』で

「自分が赤ちゃんの時はお母さんが優しかったのに、

 大きくなってきた今、自分に厳しいのは何故か」と質問してきた女児がいた。

赤ちゃんの時のビデオを観てそう思ったらしい。

まるで、過ぎ去った若き日の自分を懐かしく思う中年のような感覚。

すでに人生10年足らずで、自分の老いを自覚してしまっている。

いやいや、成長だよ。

それを老いというのさ。

動画は酷かもしれない。

成長記録を楽しく思うのは大人側で、

子供側は複雑かもしれないと少しは気にした方がいい。

いずれにしろ、ドキっとした電話相談であった。

先生の回答はどうでもよい気がして消してしまった、すみません。

 

髭の伊之助涙の抗議

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人の意外な一面を見つけるのは楽しく、

 

例えばモノマネをしない人が「真似してみた」と照れているとかわいい。

 

私は、真似もするし、人を動物にたとえたり、不謹慎なことが大いに好き。

 

ゲストハウス無我のオーナーは哲学者なので、

 

あまり、、どころか、全くそういうことに興味がない。

 

統合するより分解する方が好きみたい。(←ん、このまとめ方合ってます?)

 

いつだったか、インバウンドが多かった数年前、

 

オーナーが彼らにオリエンテーションをしている自分の姿を

 

「見てみろ、『髭の伊之助 涙の抗議』のように俺は説明しているぞ」と言った。

 

そういう比喩表現が新鮮だったので、私は大笑いした。

 

確かに、大きな外人さんの前でジェスチャーを交えながら

 

ゴミ捨ての説明をする姿は、ーー伝説ーー

 

物言いがつけられた行司さんが涙の抗議をした伊之助のようであった。

 

 

 

 

熱い感動を再び味わえるのはいつかな、、、、。

 

 

 

 

 

 

 

カメラのことになるとヤサグレ感が増す

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最近、綺麗すぎる写真が面白くなくなった。

偉そうなこというけれど。

 

カメラも写真も素人で、感覚でものを言っていいものか?なのだが。

いいカメラを持っていない(壊してしまった)やっかみかも。

 

ファインダー越しに、写したい瞬間とバチっと合う時がグッとくるのよね。

 

もう2年以上、一眼レフで撮っていない。

ということは、

心のシャッターだけで2年以上風景を切り取っていることになる。

畑の小屋、、墓地、、

春に咲き乱れる畑の花の背景には、畑の小屋があって欲しい。

墓地にある桜の美しさよ。

 

今年の春も、心のシャッターで目に灼きつけることになるのかな。

 

なんだろ、このヤサグレ感!

 

 

 

 

日本人になった日

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東日本大震災から10年の今日。

 

当時、10年後どうなっているのだろう、と思ったことがある。

 

生きてさえいれば必ず「あれから10年だね」と言っているはずなのだ。

 

おかげさまで生きていた。

 

震災から私は、日本人で良かったと思ったし、

 

何があってもこの日本で生きて、最終的に日本の土になろうと思えた。

 

確固たる気持ちになった。

 

発災から数日後、日本の要人が海外脱出をしていると噂を聞いた。

 

それでも私は日本にいるよ!と友人と喋っていた。(私は別に要人じゃないし笑)

 

本当に私が日本人になってから10年のこの日、でもある。

距離と時空

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肉親の情。

 

家族関係の悩みを友人から相談されることがしばしばある。

 

他人の第三者からはわからないことが多いのが率直なところ。

 

憎んでいても、いざ亡くなってしまうと喪失感と後悔に苛まれたり。

 

(あんなに憎んでいるようにみえたけどなあ)

 

 

方や、

 

母一人子一人で、母親が亡くなって心配していると

 

「これでこの家系と縁が切れる。やっと自分だけで生きていける」と

 

意外とさっぱりしていたり。

 

(ひとりぼっちになるのに大丈夫なの?)

 

 

 

肉親を亡くす前には推し量れなかったことがあって、印象深い。

 

悩み、愚痴、の裏に真の人間の気持ちがあるということなのだろう。

 

多分、本人も気づいていないかもしれない。

 

近いだけに分からず、失ってからしか分からない。

 

私も、こういうお話を聞く時は俯瞰して聞くようにしている。

 

距離も時空も。

 

 

 

 

 

 

 

 

観劇

 

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久しぶりの京都市内。

 

一年越しのお預けだった祇園花月での吉本新喜劇を観ましたよ。

 

これでスッキリしました。

 

インバウンドのいない京都。

 

整然と歩き、シックな色調の洋服でまとまっているように

 

目に映ったのは日本人ばかりだからでしょうか。

 

興奮冷めやらぬダンナさんは、

 

帰ってきてからも一人漫才中。

 

昨夜は「あっち行け、アホ」と何故か不機嫌そうな寝言を言っていたけど

 

今夜はほどよい疲れでよく眠れそうです。

 

 

ミニアイロン

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手芸用ミニアイロン又はコテ。

 

正式名称は分かりませんんが、、、。

 

これが非常に重宝しています。

 

細かい手芸、マスクのシワ伸ばし。

 

アイロン台も厚めのタオルで代用。

 

一般的なアイロンは、エイヤアーって気を起こさないと出来ませんが

 

これは気軽に使えます。

 

作るものも広がりそうです。

 

 

 

使えないと思い込んでいたのですが、メルカリで同じものを見つけ

 

通電してみたら使えることが判明。

 

昭和レトロです。

 

亡くなった義母の遺品です。大切に使わせていただきます。