彦根ゲストハウス無我の女将のブログ

漂泊の思い・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。パンデミックの中、模索する日常のあれこれを記します。

玉乃井湯

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いつかの銭湯。

 

良かった、間に合った、、、銭湯にそんな思いで訪問するようになった近年。

 

私は銭湯の〇〇作りとか関東風・関西風とかは分かりません。

 

ただ、時空ポケットに裸でお邪魔する感覚が堪らないだけです。

 

こちらの愛知県一宮市の玉乃井湯さん。

 

想像以上に侘しく、たくましく、艶やかです。

 

なんですの!このダチュラが咲き誇って、、、

 

艶やかさを一層アップさせています。

 

入浴中の老婦人と少し会話したあと

 

私はタイルの浴槽の縁に腰掛けると、涙が滲みました。

 

ここは裏路地。実は十数年前、この表通りを一時期車通勤していたのです。

 

銭湯の存在は知らなかったけれど、当時は知っていても寄らなかったと思います。

 

廃業が進む中、現役銭湯の価値が年々高まってきています、が

 

私はそれに気がつくのが遅かったと悔やんでいます。

 

由緒正しい温泉もいいですが、銭湯は別格。

 

玉乃井湯は、伊勢湾台風(1959年)に耐え、

 

高度成長期やバブルやITやコロナの変動の中生き抜いています。

 

異空間は一体どちら?と銭湯から問われるような時間を過ごしました。