明治時代開業の銭湯・山の湯さん。
その古い建築様式や謎の薬湯、圧倒的な風情、、、、
ゲストさんにプロモートします。
若干の注意事項(現代風な設備ではないので)も加えて。
入湯し戻ってこられると、
どうだった?と尋ねます。
最近、立て続けに返ってきた反応が印象的で、
「蛇口から洗面器にお湯を調整しながら溜めて、ザバーンっとかぶるのが良かった!」
と言うのです。
プロモートと違うところが絶賛されています💦
♨️♨️♨️
山の湯さんは古く、
一部シャワーですが、プッシュ式の湯と水の蛇口しかない洗い場があります。
地元の常連さんたち(おじちゃん、おばちゃん)は、
あまりシャワーを使っていません。
そして、ウチから参戦したゲストさんに、
プッシュ式蛇口を勧めてザバーンとかけることを教えてくれるそうです。
「こうやるのがいいよー」って。
みんなでザバーン、ザバーンとやってきたとゲストさんは満面の笑でした。
「熱ーっ」「熱ーっ」という思わず出る声も聞こえたようです。
♨️♨️♨️
まるで、修験道の水垢離ではないか⁉️
不浄なものを洗い流すには、シャワーではやさしすぎる。
必要以上に過保護になった世の中に、
知らないうちに我々は虐められているのかもしれない。
クレームがあるのか、現代的な施設では『お湯が熱いので注意してください』なんていう
変な貼り紙を見たりします。
こういう表示って本当に迷惑。
世知辛い世の中の一切合切を「ザバーン」で洗い流して、
さ、また明日っていう自分をつくる。
そんな山の湯さんです。
いつも温かく見守ってくださる山の湯さんはじめ、
若者に教えてくれるおじちゃん・おばちゃん、本当にありがとうございます!
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