滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

誤認

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人海戦術

 

恥ずかしいことに、

 

この、言葉の正しい意味を最近知りました。。。

 

少数精鋭の対義語のひとつに、人海戦術が出てきて、

 

え?と思ったのが発端です。

 

イメージで、人が丸腰で何かをするという意味だと思って何十年も生きていました。

 

今まではずかしげもなく、会話の中で使ってきてしまったかと。

 

他にもあるんだろうなぁ。

 

不安になる。

 

きちんと調べます、分からなかったら聞きます。

 

よろしくお願いします。

洋服観

 

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アルバイト先のご高齢(オーバー100歳)の男性に

 

よく私の洋服を褒められる。

 

私だけではなく、もちろん他の女性も。

 

デザインや着こなしというよりは、主に色がポイントのようで

 

「良い色ですなあ」「上品な色柄です」が多い。

 

視力が衰えてきて、細かい形より色の方が判別しやすいのだろうか。

 

耳も遠く、ライブで入ってくる感覚的な情報は

 

おそらく若い者には想像できないくらい少なくなっていると思う。

 

戦後、日本人が洋服を着るようになってきた変革の時に東京の商社で

 

洋服を売り捌いてきたと、よく御自分で仰っている。

 

バリバリ仕事をしてきた誇りを100歳超えても、自分の口で語れる素晴らしさよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教師魂

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偶然に私の通った高校の同窓会の会報(数年前のもの)をネットで見つけ、

 

しかも掲載された数名の元教師は全員当時お世話になった方々。

 

お元気なんだ、、、と思いつつ拝読。

 

言い回しや内容が、それぞれの先生の特徴がそのままで懐かしく、

 

こういう表現は一生変わらないのだと思った。

 

非常に驚いたことが、一番悲痛だったこととして、

 

ほぼどの先生も「在学中に○○君が死去し、、」という経験を挙げておられた。

 

失礼ながら、この記事を読むまで、私は全く想像力が無かった。

 

教師が教え子を亡くすという悲痛な出来事。

 

親と同じ。

 

私は高校生活が嫌いだったと公言してきたが、

 

良い先生のいる高校で幸せだったと何十年もかかって再発見した。

 

改めて、今まで自分が生きてここにいられることが

 

当たり前ではなく本当にありがたいことだと痛感。

 

早逝してしまった教え子を定年後も悔やみの言葉を表して、、、、

 

教師なんだな、凄いな、まだ人に教えようとする教師魂があるんだな、、、、。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カナちゃん

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先日、ゴミ出しをして戻る時、散歩中のチワワが駆け寄って来て

 

すぐにご近所のカナちゃんだと分かった。

 

一緒にいたおばさまが「あら、犬飼ったことあるの?」というので

 

「いえいえ無いんですけど、犬は好きですよ」って言いつつ

 

カナちゃんをナデナデ。

 

おばさま曰く、犬が好きだ📢📢と豪語する人に限って

 

カナちゃんはその人が苦手らしく近寄らなかったりして

 

そのへんの好き嫌いの関係はすごく不思議だと仰っていた。

 

本当に。

 

どう思っているのか犬に聞いてみたいことはたくさんある。

 

とりあえずカナちゃんとの良好な関係を保持したい。

 

無心

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眠りの前、百人一首を誦んじる。

 

最近ちゃんと100を言えるようになった。

 

ずっと95〜110(?)だったけど、やっとジャスト100に。

 

途中で眠りに落ちることも多い。

 

考え事や振り返ったり、をすると睡眠時間が減ってしまうので

 

眠前の百人一首は無心になれて丁度いい。

 

因みに、寝る前に部屋の模様替え考えると覚醒してしまうので私は禁忌案件。

 

今夜も布団の中で、「秋の田の〜」から誦んじて寝落ち💤

 

 

 

 

 

 

 

非・傍観

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中学校の同じクラスに、男子だけれど女子として生きている(性同一性障害

 

Yがいた。

 

別のクラスには、女性同性愛者のKがいて

 

私はそのKに好かれてしまっていた。

 

ある日、Kの取り巻きの女子2人に「なぜKの気持ちを分かってあげないのか!

 

いつも私たちはその思いを聞かされている!冷たすぎる!」と

 

教室の前の廊下で泣いて訴えられた。日常でも、学校のキャンプ旅行でも、

 

彼女達はKが語る私の話を散々聞かされていると。実際私がKと会話したのは、

 

少ししかなかったので、いろいろな想像を膨らませて物語っていたようだ。

 

当時、元気だった私は「仲良くしたいのなら素直に直接言えばいいでしょ」

 

という主旨のことを泣いている取り巻きに言った。

 

きっと物影からKが様子をうかがっていたんだろう、、、、。

 

はあ、、と自分の教室に戻ると

 

すかさず「Tさん(私の名前)も大変ねえ〜♡」とYが駆け寄ってきた。

 

Yには女子に言えないことも話せたし、Yが苦手なスポーツ競技には代理で出場

 

してあげたし、、、まあエピソードには事欠くことはなかった。

 

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こんな中学時代だったのって、大人になって話すと

 

【それって当たり🎯の人生だよ。楽しすぎる。】と言われることが多い。

 

確かに。

 

LGBT、マイノリティ、など日常的に見聞きする言葉になってきた昨今。

 

でも、昔々からあったのよね。

 

自己主張強く見えるけど、他人に対して観察力・洞察力が高く

 

他者への思いやりを沸々と秘めている、と中学時代の彼等を通して思う。

 

ネット社会じゃなかった分、腹をさぐるのも腹を割って話すのも(腹だらけね)

 

単刀直入でよかったなあ。

 

社会との関わり方を学ぶ宝庫だった、中学校。

 

今彼等がどういう人生を送っているのか全く知らないけれど。

 

みんな私のこと覚えているのかいなーー?

 

忘れてたら承知せんよーーーー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内縁

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内縁、事実婚、私の周りに何人かいる。

若い人から高齢者まで。

友だち関係の延長で今まで結婚したこともなく、

その形をとっている人もいれば、

何度も結婚・離婚を繰り返した果てに、

もう今更籍を入れても、、って(多分)寄り添いあっている人もいる。

法律上は、内縁と事実婚は線引きがいろいろあるようだが

問題が起こらなければ、どんなふうでも良いんだと思う。

私は特に疑問もなく普通の結婚の形でOKだった、というか

普通の結婚が【落ち着く】という最大の手段だった。

妄想してみれば、

家族全てに先立たれ年老いて独りになって死を待つしかない時にでも

タイプな男子の内縁の妻になってもイイなあ。

本を読んでいる人、

ユーモアのある人、

旅をしていた人、

こういう人はきっと最期の最期までモテるのさ。

すごく婉曲だったけど、旅をしたいね、早く。