ゲストハウス無我の女将のブログ

煩悩ではなく本能の日記

水垢離

f:id:norimurata:20190507103508j:image明治時代開業の銭湯・山の湯さん。

 

その古い建築様式や謎の薬湯、圧倒的な風情、、、、

 

ゲストさんにプロモートします。

 

若干の注意事項(現代風な設備ではないので)も加えて。

 

入湯し戻ってこられると、

 

どうだった?と尋ねます。

 

最近、立て続けに返ってきた反応が印象的で、

 

「蛇口から洗面器にお湯を調整しながら溜めて、ザバーンっとかぶるのが良かった!」

 

と言うのです。

 

プロモートと違うところが絶賛されています💦

 

♨️♨️♨️

 

山の湯さんは古く、

 

一部シャワーですが、プッシュ式の湯と水の蛇口しかない洗い場があります。

 

地元の常連さんたち(おじちゃん、おばちゃん)は、

 

あまりシャワーを使っていません。

 

そして、ウチから参戦したゲストさんに、

 

プッシュ式蛇口を勧めてザバーンとかけることを教えてくれるそうです。

 

「こうやるのがいいよー」って。

 

みんなでザバーン、ザバーンとやってきたとゲストさんは満面の笑でした。

 

「熱ーっ」「熱ーっ」という思わず出る声も聞こえたようです。

 

♨️♨️♨️

 

まるで、修験道の水垢離ではないか⁉️

 

不浄なものを洗い流すには、シャワーではやさしすぎる。

 

必要以上に過保護になった世の中に、

 

知らないうちに我々は虐められているのかもしれない。

 

クレームがあるのか、現代的な施設では『お湯が熱いので注意してください』なんていう

 

変な貼り紙を見たりします。

 

こういう表示って本当に迷惑。

 

世知辛い世の中の一切合切を「ザバーン」で洗い流して、

 

さ、また明日っていう自分をつくる。

 

そんな山の湯さんです。

 

いつも温かく見守ってくださる山の湯さんはじめ、

 

若者に教えてくれるおじちゃん・おばちゃん、本当にありがとうございます!

 

 

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国宝・彦根屏風 1

f:id:norimurata:20190425095353j:image毎年この時期に公開される国宝・彦根屏風を拝観しました。

 

元々の所蔵も公開場所も彦根城博物館なので、

 

まさに箱入り娘です。

 

屏風の表装も美しく、絵の繊細さはヒヤッとするほどで、

 

妖艶そのものでした。

 

まさに洗って練って!

 

洗練という言葉はこれだと思えました。

 

意図や構図は一目では読めないのですが、

 

その分魅了される魔力を持っています。

 

時代背景(江戸時代初期)や絵師の意識の高さ(狩野派)想像すれば、ジワジワきます。

 

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f:id:norimurata:20190425095621j:image国宝には、建造物、彫刻、絵画、書籍などがありますが、

 

とりわけ絵画、の中でも人物を描いたものはインパクトがあります。

 

そんな分かりやすさから、はじめは彦根屏風に興味が湧きました。

 

実は彦根の友人と二人で、この彦根屏風の良さを推しているのですが、

 

地元民の反応は今一つです。

 

城下町という誇りが光なら、

 

この屏風に描かれているのが遊里という陰だからでしょうか。

 

断然私は陰が好きですが。

 

 

f:id:norimurata:20190425095710j:imageちなみに、この国宝の特別公開は4/6〜5/7まで。

 

フラッシュを使わなければ写真撮影もOKです。

 

こんな博物館側の寛容さを充分に享受して、

 

本物と対峙する旅、是非オススメです。

 

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湖国バスの旅

f:id:norimurata:20190423123542j:image行きたいところは勝手に自分で見つけて行け方針の

 

ゲストハウス無我ですが、

 

今回珍しく御提案です。

 

片道210円の路線バス(近江鉄道系の湖国バス)の旅です。

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行き↑

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帰り↑

 

 

 

ゲストハウス無我から最寄りの『銀座』バス停から『県立大学』行きに乗車。

 

15分くらいで県立大学に着き、降りて琵琶湖の湖岸を目指します。

 

アプローチである

 

【近江湖の辺の道】を探し、

 

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間に合いました。琵琶湖の夕日。

 

さざなみの音、波しぶきもちょっと浴びたり。

 

いろんなウサを吹き飛ばしてくれそう。

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近くにコンビニやカフェも2軒あります。

 

帰りのバスの途中下車で、有名なハンバーグ店【スイス】に立ち寄るのもアリです。

 

チェックインしてすぐ夕日を見に行ったり、

 

もちろん翌朝行くのもいいですね。

 

💠💠💠

 

放任とおせっかいの具合がわからない私でした。

 

現場からは以上。

 

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シティ・ポップ

f:id:norimurata:20190419183734j:imageプラスティック・ラブ「・・・・・恋のプログラムを狂わせないでね

 

出逢いと別れ上手に打ち込んで   時間がくれば終わる・・・・・」

 

そう、竹内まりやの曲。

 

シティ・ポップってジャンル。(今更、知った。)

 

この歌はリアルタイムで覚えている。

 

1984年製、ざっと35年前。

 

💠💠💠💠💠

 

再評価、という言葉もよく使われるようになった気がするが、

 

 昨年2018年は日本のシティ・ポップが再評価された年だそうで、

 

カバーされてCDになったり、ネットでの再生回数も非常に多かったり、

 

特に若い人の間でブームになっていたと知る。

 

[高速道路][高層ビル][ガラス][ライト]と言った歌詞が散りばめられ、

 

メッセージ性無し、癒し無し、リズムやムード重視な曲調。

 

若い世代には、それはそれは新鮮な世界観だと思う。

 

私がそのブームを知ったのは、ゲストハウス無我のゲストさん(20代)からの情報。

 

CD買ったよーっていう

 

インスタから目に止まって掘り起こしてみたのが始まり。

 

興味を持たなかったら、二度とこの曲を聴かなかったかもしれず、

 

このブログも書いていないはず。

 

自分の気持ちを代弁してくれるものを、

 

探し求める作業を人類は時代を超えて続けるのだ。

 

果てしない旅なのかも。

 

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完結型都市とは

f:id:norimurata:20190415091611j:image東京からお越しいただいた女性ゲストさんは、

 

ゲストハウス無我から歩いて10分くらいだろうか、

 

教会の早朝礼拝に参加されました。

 

前日、ブラ彦根中にたまたま教会を見つけ、

 

飛び込み参加することにしました。

 

元々、古い佇まいの町を楽しむ為に彦根を選んでくださり、

 

琵琶湖や山の湯やチャンポンも味わいました。

 

我々の把握する中では、初めての礼拝参加です。

 

なんて完結型地方都市なのでしょう!

 

日常も非日常もクリアできでしまうのです。

 

折しも、【城下町は完結型都市である】という記事を読んだばかりでした。

 

まさにこのことではないか!

 

更にその女性ゲストさんは、

 

「無いもの」の高評価をしてくださいました。

 

コンビニです。

 

彦根城の付近にはほとんどありません。

 

散策した範囲で考えると、こんなにコンビニのない地域は珍しい、

 

でもやりくりできる生活をしているのでしょうね、と感心されました。

 

確かに通販の支払いやファックスなど、

 

サンダルでチョイとかけ込む距離にコンビニがあればいいなとは思いますが、

 

住民は、20時閉店のスーパーに合わせて買い物を済ませる生活をしています。

 

完結型都市って聞こえはいいですが、

 

完璧・完全とは意味が異なることを都会からお越しの方はご注意くださいませ!

 

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方言出ています

f:id:norimurata:20190330094816j:image大学時代、声紋分析のスペシャリストの特別講義があった。

 

犯罪事件の捜査に関わることもあったという男性。

 

学生の中から数名ピックアップされ、そのスペシャリストは其々の出身地当てを開始。

 

決まった言葉を順番に其々しゃべらせる。

 

富山、岐阜、愛知、福井、長野、、、全問正解。

 

スペシャリストは見事に出身地を当てた。

 

私もピックアップされた中の一人だったのだが、

 

犯人になった気分で妙に緊張したのを覚えている。

 

なぜ言い当てられるのか?

 

イントネーションもあるのだが、一番の決め手は喜怒哀楽を読み取ることのようだ。

 

駅に行く、の駅は、

 

仕事の為なら低テンション。遊びの為なら高テンション。

 

こういった違いをパズルのように繋いでいくのだ。

 

丹念に丹念に。

 

言語コミュニケーションは、感情の上に言葉が乗っかったに過ぎないのかもね。

 

 

 

余談だが、

 

この特別講義は成績も単位も関係ない「流れで講演することになっちゃった」風のもので、

 

我々の担当講師が色仕掛け(そんなわけない)で引っ張ってきたものだった。

 

最後に、夏休みで帰省したらお父さんお母さんへのみやげ話にしてください、と講師たち。

 

ゆとりのあるイイ時代だった。

 

 

 

ゲストハウスの仕事として国内外の不特定多数の方と接する日常の中で、

 

ふと思い出す方言の特別講義。

 

、、、、それにしても、

 

昔のことってよくおぼえているなー

 

昨日の会話忘れていたりするのに✖️✖️✖️

 

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寄り道

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彦根市内に30年程通勤していらっしゃるという女性が、

 

仕事終わりでゲストハウス無我にお泊りくださいました。

 

ほぼ、駅と職場の往復の日々だったようで、

 

驚くほど町のことをご存知無くてビックリでした。

 

女性だから好奇心旺盛で、そこらじゅうに行っているだろうっていうのは、

 

安易な先入観だと反省しました。

 

そんなかたの寄り道が、

 

ウチであったなんて光栄の極みでした。

 

持参の単行本を静かにコタツで読んで過ごされていました。

 

なぜウチに?

 

どうやって見つけてくれたの?

 

前から知っていたのですか?

 

なんて聞くのも野暮な気がするくらい品があって、

 

そんなことどうでもいい、

 

この読書されている姿を見れるだけで満たされる、

 

そんな風情でした。

 

 

 

寄り道は、本当の道があるから寄り道なんです。

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