大学時代、声紋分析のスペシャリストの特別講義があった。
犯罪事件の捜査に関わることもあったという男性。
学生の中から数名ピックアップされ、そのスペシャリストは其々の出身地当てを開始。
決まった言葉を順番に其々しゃべらせる。
富山、岐阜、愛知、福井、長野、、、全問正解。
スペシャリストは見事に出身地を当てた。
私もピックアップされた中の一人だったのだが、
犯人になった気分で妙に緊張したのを覚えている。
なぜ言い当てられるのか?
イントネーションもあるのだが、一番の決め手は喜怒哀楽を読み取ることのようだ。
駅に行く、の駅は、
仕事の為なら低テンション。遊びの為なら高テンション。
こういった違いをパズルのように繋いでいくのだ。
丹念に丹念に。
言語コミュニケーションは、感情の上に言葉が乗っかったに過ぎないのかもね。
余談だが、
この特別講義は成績も単位も関係ない「流れで講演することになっちゃった」風のもので、
我々の担当講師が色仕掛け(そんなわけない)で引っ張ってきたものだった。
最後に、夏休みで帰省したらお父さんお母さんへのみやげ話にしてください、と講師たち。
ゆとりのあるイイ時代だった。
ゲストハウスの仕事として国内外の不特定多数の方と接する日常の中で、
ふと思い出す方言の特別講義。
、、、、それにしても、
昔のことってよくおぼえているなー
昨日の会話忘れていたりするのに✖️✖️✖️
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