城下町気質

彦根観光協会の宿泊部会に出席した無我の宿主から、
 
スタッフへ伝達講習があったので、
 
ちょっと書きとめておきます。
 
4000枚のパンフレットが残っている。
 
新規で作成する必要がないパンフレットである。
 
この分の予算を他に有効活用できないか。⬅︎宿泊施設側の意見。
 
予算の用途変更は不可能。⬅︎協会側。
 
はい却下。
 
民間同士なら議論の余地はあると思いますが、
 
民✖️官ではこの提案は無駄です。
 
何十分も紛糾したんだとか。
 
紛糾自体も松の廊下じゃないけれど、
 
お芝居みたいな情景が想像されました。
 
城下町気質なんです、みなさま。
 
私は生まれ育ったところには岐阜城がありました。
 
大学・就職と10年以上住んだところには松本城がありましたが、
 
城に対する住民の思い入れはそれほどありませんでした。
 
岐阜はコーヒー飲んでいれば生きていかれる住民で、
 
松本は何んだかわからないけど理屈っぽい住民だけれど、
 
どちらも城下町気質ではないと思います。
 
彦根城というか、井伊家への思い入れかな。。。
 
伝達講習にいたある一人がつぶやきました。
 
その強い思い入れを形(コンシェルジュを名乗る、とか)にしたらと、
 
数年前に考えていたのですが、もはやその横文字も使い古した感があります。
 
ネーミングはどうであれ、
 
観光の目玉は、
 
城でも城下町の町並みでもなく、
 
城下町気質な『彦根人』でいいのではなかろうか。
 
旅人は言います、
 
彦根の人は静かでやさしい感じだ」と。
 
この古い町並みの良さを高めているのです。
 
世界のどこから来ても体感できるようで、
 
楽しいような怖いような、です。
 

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来週、旧友と会える

信州で暮らしていた頃の友人と十年ぶりに再会できるのです。
 
大学病院で同じセクションで看護師をしていた[戦友]です。
 
二交代の勤務体制でしたが、
 
日勤でも夜勤でも普通に六時間以上は残業をする悪しき慣習の職場。
 
休日出勤も普通、ギャグが無い、など悪例に関して枚挙に暇がない。。。
 
そして挙げ句の果てに、医療事故。
 
テレビのニュースで、病院幹部が謝罪する映像が流れる。
 
警察から、
 
責任者や当事者(薬剤投与を間違えたスタッフ〕は事情聴取。
 
それ以外はプロセスレコードを提出するのですが、
 
皆とても真摯な気持ちで当時の行動を振り返ってレコードを作成していると、
 
上司である師長が「すごい真剣だね」と心外な言葉を発したのです。
 
〝上司がこういう人で、こういう職場だから医療事故になったんじゃないの⁉︎“
 
って心の叫びが皆から聞こえた気がしました。
 
事故を起こしてしまった以上、真剣に向き合うこと以外のやるべきことは無いのに、、。
 
煮えくり返っていたけれど、肅々と乗り切りました。
 
余裕のない労働環境と人間関係が、最悪の事態を招くのです。
 
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来週には関東からお越しいただいて、
 
初めてゲストハウス無我に泊まっていただくのですが、
 
観光なんかどうでもいいので、
 
とにかくしゃべりたい。
 
お互い、戦地で見つけた[オアシス]だったのよね‼︎
 

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旅先美容院

以前、私がひっそりと提唱していました『旅先美容院』。
 
先日うちにお泊まりのKorean beautyのKさんがヘアカット+カラーに行って、
 
「キニイリマシタ」とニコニコ帰ってきました。
 
パーマをかけるかどうか迷っていましたが、
 
パーマっ気を残すようなカットのみで折り合ったようです。
 
予約の前日も、宿でお互いあれやこれやとヘアスタイルのおしゃべり。
 
これからも、こんなおしゃべりが出来る関係が続きますように、、、、。
 
Kさんは2〜3か月毎の彦根ステイ時に、
 
ヘアサロンというイベントを定例化してくれるんじゃないかと期待しております。
 
異国の地で行きつけのヘアサロンがあるなんて素敵。
 
以前こちらの店長さんに伺ったのですが、
 
日本のヘアメイク技術は世界一と言っても間違いないそうです。
 
日本人の髪質(黒く直毛は扱いが難しい)が故に技術を向上させたこと、
 
ヘアメイクアーティスト(タレントであったり)が身近な感じで意識が高まったこと、
 
そして本質的に、勤勉さや時間に対する正確さがリスペクトに値するようです。
 
コミュニケーションや流行にも配慮しなければならず、
 
大変なお仕事であるのは言うまでもありません。
 
どんな打ち合わせや会議をされていらっしゃるのか、
 
ちょっと気になります。
 
『旅先美容院』、日本人にも外国人にも体験していただくため、
 
おせっかいしていこうと気持ちを新たにする私です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『hair/make COUR』さん お気に入りです。お世話になっています。

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ファミレスの楽しみ方

お店に入って席を選ぶとき、
 
同時に探ります。
 
独特の違和感がある二人連れ、、三人連れ、、、、。
 
できれば隣のスペースに自分は陣取りましょう。
 
その人たちの話し声が聞こえるくらいの。
 
これは友人Mさんから教わりました。
 
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間違いないぞ。
 
しばらくして真打ち登場。
 
あ、落ちた。
 
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『◯ルチ』とか『◯ズミコウ』とかいうやつです。
 
飲食店側も苦慮されているようで、
 
この目的での利用お断り看板を見たりします。
 
古今東西変わらないのは人間の欲。
 
時には、人間観察のためにお出かけするのも可です。
 
 
 
 
 
 
 
 
『ブルースカイブルー』

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無我夜話  9

東京からお越しのmiddleage女性ゲストさんからお聞きしたお話。
 
その方は訪問介護の仕事をされていますが、
 
担当のご婦人が天寿を全うされ、その人を偲ぶ旅だと仰いました。
 
そのご婦人は出生が彦根でした。
 
戦前、結婚前の男女が言葉を交わすのも許されなかった時代。
 
当然、共学は無く電車通学でも男女車両が別々。
 
(現代では違う意味で別々の必要性があるのですが。。。。)
 
そんな戒厳令下ような昔の学生さんですが、
 
恋はするのです。
 
ある時、女子学生(天寿を全うされたご婦人)は、
 
男子学生から突然手紙を受け取ります。
 
戦前の彦根駅のホームで。
 
もちろん言葉を交わしたこともありません。
 
でも、不思議。
 
女子学生も実は思いを寄せていたのです。
 
手紙を読んで、男子学生は有名なN会社(今でも有名)の御曹司だとわかります。
 
女子学生はどうしたでしょう・・・・。
 
答えは、
 
その手紙を家に帰って【燃やした】です。
 
戦前といっても戦争に近づいているわけで、
 
おそらく、男子たるものナヨナヨするのはけしからんと断じられる時代。
 
いっさいを封じ込めたのですね。
 
でも、燃やすという手段にでますか?
 
昔の人は、決着の付け方が厳しくて美しいです。
 
燃やすことで、永遠を感じてしまうのは私だけでしょうか?
 
私も5年後10年後、、と感じ方が深まっていけばいいなと思っています。
 
お話をしてくださったゲストさんも、
 
聞かせていただいた私も、
 
【命がけの恋愛】の形に心揺さぶられたのでした。
 
亡き人を偲ぶ旅こそ、実は旅の本質かもしれませんね。
 
 
 
 
彦根のまちなみ」

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ある一日

7:30   彦根ステイ中のKorean beauty・Kさんのご希望で、
                    ヘアサロンの空き状況をネットで確認。昨夜打ち合わせしていた、
                  第一希望の日は空きがなく、その旨伝えるべく彼女の起床を待つ。
         
8:15           Kさん起床、再検討してまた伝えますと言い残してお出かけ。
 
10:20         私は、定期受診で  病院到着。診察待ちの間、『彦根市役所の耐震化工事、
                      裏合意問題の証人喚問 5月23日15時〜一般傍聴可』
                      という記事をたまたま見つける。
                      今日じゃないか!
                       スケジュール問題ない、とオーナーからも許可。
 
13:50        Kさんから再検討した日時を聞き受け、徒歩数分のヘアサロンへ。
                    電話で済むのであるが、face to faceのほうが良いであろうかと、
                     お店で予約する。『今度は日本語が大丈夫な人』と情報提供。
                     その足で勤労福祉会館へ向かう。
 
15:00〜17:00       彦根市長の証人喚問の傍聴。
                  【裏合意】はあったのかーーーーーー。
                     裏の契約があって、そこそこの工事が出来ることになっている。
                     ってことかな。
 
                     だから、喚問で「どうにかなるだろうと思っていた」「担当部署に
                     任せてある」「報告は受けていない」「覚えていない」と、市長さんは
                     答えられるわけでしょうね。
                     なんて。
                     こんな軽い受け止めでいいのか⁉︎
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私自身、術後半年経って、
少しずつ社会復帰している感あるスケジュール密な一日でした🏃‍♂️🏃‍♂️
 
 
 

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元看護師カゼを吹かせて 3

台湾からお越しのゲストさんは、
 
癌で舌を切除しているとのことで流動食と筆談での対応が必要でした。
 
60代の男性で、バックパッカー
 
見た目は元気なおじさんで、日本のおじさんと同じ風貌です。
 
ミキサーを持参しているので、こちらの手間はありません。
 
ただ共有スペースで、皆がびっくりするかもということで、
 
予め伝えてくださったのです。
 
筆談はスマホを使って。
 
普段からのコミュニケーション方法が、
 
異国の地でも同じなわけで、スムーズです。
 
今までもハンディーキャップのある旅人さんが、
 
何人かお越しになりました。
 
【〇〇だから△△するけど大丈夫なので】という意思表示を、
 
してくれています。
 
元看護師としては、少し聞けば全容は把握できます。
 
大変な修羅場を超え、異国の地に旅に来る、
 
カミングアウトできる、、、敬意を払います。
 
一目判然の障害も気の毒ですが、
 
見た目で判らないこのゲストさんの場合も気の毒です。
 
なぜ流動食をたべているのか、なぜ喋らないのか、
 
と奇異に見えるでしょう。
 
しかし朝からカップラーメンと唐揚げやスナック菓子を食しながら、
 
スマホしかみていないゲストもお見受けします、奇異です。
 
自由や若さを謳歌するのは、意外と難しい。
 
この仕事を始めてその思いを強くしています。
 
なんでもいい、って訳ないよ。
 
人間の体は精密で、部位部品すべて理にかなったものです。
 
日頃、「舌」の存在なんて当たり前すぎて考えもしません。
 
無いor一部無いとなると、生活は激変するわけです。
 
誰しも長い人生、一生のうちに生活習慣は変容します。
 
加齢、病気、信条だったり、政変ってのもありますね。
 
【多様化】という言葉をよく耳にするようになった昨今ですが、
 
他者の多様性を理解していくには、
 
【旅】【ゲストハウス】は学びの場であると思います。
 
違いを楽しむ、度量や許容が試されている場所。
 
再認識した日でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『琵琶湖』

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