ほぼ毎週欠かさず拝聴しているラジオの「飛ぶ教室」で、
パーソナリティーの高橋源一郎氏から先日の大学入試共通テスト不正問題へ言及があった。
「不正を招くようなシステムだから。本当は一つの問題を5時間くらいかけて
答えさせたいよ。」と明るく氏は言い放った。
当然だが、規定の時間で多くの問題に解答をしなければならない。
だから焦る。
氏は、カンニングをした学生へは、ペナルティーが課せられるだろうが、
人生の分岐点でどっちへ行ったからそれがどうだったのかは分からないんだ、とも。
話を聴きながら、過ちを犯した学生だけでなく全ての若者に対する愛情が感じられた。
私も今日は滅入っていることがあったので、縋るような気持ちでラジオに臨んだので、、、
救われた。
広い意味で、社会は試される場であるのだ。
若いうちは気が付かない。
先輩たちの掌の上で試させてくれている。
最近、つくづく私もそういうことがわかるようになってきたところだった。
世の中、孤独なんだけど孤独じゃないんだよね。