滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

親愛なるメール

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ゲストハウス無我にとって、とても近しい人・Fさんからメール。

何ヶ月も前から闘病されていたようである(コロナではない)。

自粛生活のため、しばらく会わないことが通常になっている今、

知らずにいたことや、お見舞いにいけないことが辛い。

短かいメールからは、想像するしかないのだが、

治療やリハビリを頑張って、

やっとメールが自力で出来る段階にきたのではないかと察する。

 

闘病中の人は、自分の病気に向かい合っているのが最優先なので、

コロナの情報はなかなか受け止められないのではないかと憂慮する。

もし私が闘病中なら、コロナのことを把握する心の余裕は無いと思う。

そういう面で、Fさんやご家族は御苦労されているのではないかと、、、。

 

 

尚のこと、我々を思い出してくれたことへの喜びと、

今までの時間の経過の重みを感じている。

いつの日か必ず再会をしなければならない。

それには、元気でいよう。

親愛なるFさんも焦らず元気になってほしいと祈る。

友よ!!

 

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I・M氏になりたい

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不要不急、人と会わない、

 

こんなコロナ禍時代。

 

あの人に会いたいなあ、、、と思い浮かぶ人。

 

それは皆、オトナな人たち。

 

単におもしろいとかではないのは、頼りにしたい心理があるから。

 

なかでも、I・M氏。

 

今どうしているかも全く知らないし、20年以上会っていないのだが。

 

誰も盾つけない高圧的な人にも、

 

「カラダもちっちゃいけど、ココロもちっちゃいんだ」って本人に公の場で言えた彼女。

 

これを引き出しに入れた私は幾度も奮起できた。

 

使うと失敗することもあるので、お守り。

 

同僚、同年だった彼女、息災でいてくれるのを願う。

 

セルフケア

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歯医者の定期健診の通知をもらいつつも、

 

もう少しコロナが落ち着いてからと、ためらい2か月くらいが過ぎた。

 

歯石除去を定期的にしてもらっているわけだが、受診せず

 

出来るだけセルフケアを頑張ってみている。

 

甘えていられないなと。

 

一段良い歯磨き粉にグレードアップしたり、

 

特に就寝前のハグキの状態観察やデンタルリンスなど。

 

一時、?って時があったのだが、なんとか違和感は無くなった。

 

 

 

病院内の感染リスク以上に、歯科もかなりのハイリスク。

 

どのように対応されているのか、

 

過酷な状況を察するしかできない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼女の哲学

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奥州・安達原で行き暮れた回国行脚中の那智の山伏・祐慶の一行が、家を見つけて宿を乞う。

家主の里女は一旦は断るが、たっての願いに根負けして彼らを家にいれる。

家の中には見慣れない糸繰り車に目をとめた祐慶が訊ねると、

女はそれを回して糸を繰りながら、自分のような賤しい身分のものが扱う器具であること、

辛い浮き世の業への執着を嘆いた。夜寒を凌ぐため薪を取りにいくと祐慶に告げるが、

留守中決して自分の閨(ねや)を覗かぬよう念を押して女は出掛ける。

しかし、従者は我慢できず祐慶に戒められながらもついに覗いてしまう。

するとそこには夥しい死骸の山。慌てて逃げ出す祐慶たちを追いかける鬼と化した女。

渾身の力で祈り伏せると、鬼女は弱り夜嵐の音に紛れて姿を消す。

 

これは、能の演目「黒塚(くろづか)」で「安達原(あだちがはら)」ともいいます。

極貧がテーマですが、信頼関係は細く手摺りのない橋の上を渡るようなもので、

少しの思いやりの無さで一気に谷底に落ち、人の卑しさが露呈される怖さを見ることができま

す。

人には見られたくない閨(ねや)=寝室、が心の内にあります。

無いと言われても、あるはずだと思うようにしています。

生きていくには、死骸の山を築いてしまいます。

鬼なのに普通の人でいようとすることに、私はいじらしさを感じてしまいます。

 

能の中で、私が一番大好きな演目。20年程前になりますが、福島県二本松市にこの謡跡

能楽謡曲の史跡)があり、鬼の窟を拝見したことがあります。

3年前には、彦根市の隣の市でこの演目を観劇することができ、幸運を感じました。

能楽は気になっていますが、なかなかストライクな演目に巡り合いませんから。

 

旅。庵。閨=寝屋。

私の宿りに対する核をなしているものがこの黒塚です。

 

いつか、この思いを書きたかったのですが、

コロナ戦の今に整理しました。

 

世の中が乱れ、生きるためになりふり構わずとなった時、

「恥ずかしさ」や「後ろめたさ」が良いベクトルに引っ張ってくれることを願います。

旅が出来る世の中になったら、私(鬼女)に会いに来てくださいね。

 

 

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discover The Beatles

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THE BEATLESS、

今年は結成から60年、解散から50年だと知る。

何がどう凄かったのか、

全く未知である。

ただ格好良いので、

見つけるとムゲにできないでいる。

ラジオで、一年間ビートルズを掘り下げる新番組が始まった。

コロナ禍で、ラジオを聴く生活が定着したところで

ありがたい。

 

 

 

生還する忍者

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三重大学に忍者を研究する機関があると知った。

忍者の仕事、使命で重要なことは

情報の見極めと生きて戻ってくることだったというのだ。

市中に溶け込み、住民と直にコミュニケーションをとっていたらしい。

そうやって見極めた秘密情報を、

主人へ伝達できて初めて情報は生かされる。

つまり生きて帰らなければいけなかったのだ。

危険な目に遭いながらも生き抜くプロフェッショナルであったのだ。

 

これはまだコロナ戦の深刻さを感じていなかった頃に聞いた話だったのだが、

緊急事態宣言後になって、ジワジワ胸に迫ってきた。

 

人類は生きていなければならない。

誰からでもいい、過去からでもいい、伝説からでもいい、

生き抜くことを今学ばなければいつするんだよ、って思う。

迷宮での選択

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連日の主婦話です。

今日はサンダルを洗った話。

 

アルバイト先の室内履きをスリッパからサンダルに変えました。

このコロナのご時世、洗ってしまえるもののほうがイイと思って。

昨年、

ハウスクリーニングの業者に我々の靴の裏も消毒していただいたことを思い出して、

ウイルスの持ち込みを防ぐ一手になるかもと思ったのです。

マスクやうがいや手洗い、と

体の上部に神経が行きがちですが、

下の方にも危険はあります。

 

【洗える】もので選ぶ、洗えないものは【早めに買い換える】、

をできる限りやっています。

今は優先課題なので迷いなく選択できて頭の中はスッキリしています。

気にしすぎないように、気にして行こう、、、。