彦根ゲストハウス無我の女将のブログ

漂泊の思い・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。パンデミックの中、模索する日常のあれこれを記します。

鳥人間を想う

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日本の終戦から75年という日。

今年はコロナ禍で、鳥人間コンテストは開催されませんでした。が、

このコンテストが戦争と関連があることを書き留めておきます。

彦根の松原海岸で例年行われている鳥人間コンテスト(以下、鳥人間)は、

参加する大学のOBやOGの方々が、

ゲストハウス無我にもお泊まりいただいています。

あるOBの方からお聞きしたお話によれば、

戦後の日本で航空関係というのはイコール戦争の象徴と見做され、

研究開発も遅れてしまった時期があったようです。

平和になって高度成長してきても、

航空業界が遅れてしまっていることを憂慮した人たちが

発起して生み出したのが、鳥人間コンテストだったというのです。

当初は、空軍で軍人だった人が作成した飛行機だったり、

あまり飛ばないものであったり、

とにかく熱意で頑張っていたようです。

それが近年では、琵琶湖の対岸まで飛行し折り返してくるような高レベルです。

今あるハイテクなものも、突然出現したわけではなく、

戦争があった事実に繋がっているわけです。

自分が知らないだけで、

戦争の影響が基になっていることは意外に多いのかもしれません。

 

この方が当館に泊まってお話を窺えたおかげで、

鳥人間により深い思いを込めることが出来ました。

現役の大学生さんも、関係者の方々も、

今年は本当に残念で堪らないとお察しいたしますが、

単なるコンテストやお祭りイベントではない鳥人間ですから、

さらに精進して彦根にお越しいただけるのだと確信してお待ちしております。

 

鳥人間コンテストの成り立ちの話は、数年前の私の記憶だけを頼りに記しております。)