ある、のど自慢大会。
クラスの担任が独自に一日中のど自慢大会を催すことがあった。
歌声が聴こえないから手拍子や掛け声も禁止。
担任の独裁。
後に不良グループのナンバー1だか2だかになるO君が、
キャバレー勤めの母親のウイッグを被り、
歌った八代亜紀「愛の終着駅」は最高だった。
ーーー文字の乱れは線路の軋み、愛の迷いじゃないですかーーー
私はこのフレーズが大好き。
O君は当時の八代亜紀の姿に自分の母親を見たのでしょうね。
ちなみに私が歌ったのは、大橋純子「たそがれマイラブ」
大歌手のみなさん鬼籍に入られ、なんという寂しいことでしょうか。