滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

どうかご無事で

 

 

元旦の夕刻、関ヶ原町のある国道を彦根方面へ車で走っていると、

 

ヒッチハイクの人を見つけて乗っけてあげました。

 

非常に短い距離のご希望で、1分に満たないくらいの乗車だったと思います。

 

そうと思えば、もう矢継ぎ早。どこの大学、、泊まるところは、、なんて

 

次々に訊いてすみませんでしたー。

 

目的地で降ろし、彦根市に差し掛かる時、地震

 

車のラジオは緊急放送に切り替わったっきりでした。

 

能登震源地だと聴きつつ、自分の車も大きく横揺れしたので

 

ハザードつけて一旦停止しました。周りの車も同様でした。

 

JRの架線や道路脇の電線が大きく波打っていました。

 

ラジオのアナウンサーの声に私は涙が溢れてしまいました。

 

津波、テレビを観ていないて逃げてください、と。

 

なんということだ。

 

さっき別れた大学生さんがすごく心配になって、

 

交換したインスタのメールで安否確認をしました。

 

その後も何回かのやりとりの後、無事電車にも乗り、

 

目的地までも辿りついたようだったので安堵、落着しました。

 

袖触れ合うも、、、を正に体現した出会いだったと思いました。

 

しかし、

 

心はざわついたままです。

 

ゲストハウス無我に辿り着くと、本日のお客さんが到着していました。

 

とりあえず、一つまた安堵しました。

 

しかし、

 

まだ心はざわついたままです。

 

能登を含め、北陸には知り合いが何人もいます。

 

とても心配で、気の毒としか言いようがありません。

 

どうかご無事で。