滋賀県 彦根 ゲストハウス無我の女将のブログ  〜〜女将は現役看護師〜〜

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。ウィズコロナの中、宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

精神的支柱

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私の就学時期、ある地方都市の本当にありふれた片隅に家族と住んでいた頃。

 

近くに個人商店が数軒あった。

 

一つは、記憶に残る一番最初のスーパーマーケット。といっても酒屋が食料品も

 

売るようになった感じの小さいお店で母に連れられよく行った。

 

二つ目は、お小遣いを握りしめ通った駄菓子屋さん。ここの匂いはいまでも

 

覚えている。

 

三つ目は、化粧品店×サンリオのお店。私もキティやキキララやパティ&ジミーに

 

熱中だった時があった。

 

四つ目は、その向かいの洋品店。ディスプレイの洋服や化粧品会社のポスターの

 

モデルの美しさに目が釘付けだった。

 

順番に足を踏み入れ、卒業していった。

 

あんなに通ったのに、成長につれ全く立ち寄らなくなる。

 

最近回想して気がついたが、田舎でもこれだけの店があったのは、

 

近くに巨大な紡績工場があったからに違いない。

 

遠方から寄宿していた工員さん達にとって、これらのお店のおじさんおばさんは、

 

自分たちの親も同然の人達だったはずだ。

 

子供の目には、店番をしているおじさんおばさんとしか映っていなかったが

 

精神的支柱という実は凄い役割を持っていたのだろう。

 

こういうことって、

 

わかるようになるの。年をとると。