当館の築100年以上の母屋には、雪見障子というものがあります。
ゲストハウス開業準備中に、障子を貼り替えるときに建具を分解して
びっくり‼️
これぞ日本の匠、だと感動したのです。
スライドさせてガラスを見せる部分の「仕業」が凄い。
上手く言葉で表現できないのですが、おせち料理の飾り蒲鉾みたいなのです。
一本の支柱が少し削って曲げられ、
その弾力で障子一面を支えているのでガラス面が現れる。
(・・・・さっぱりわからないですよね。)
雪見障子の分解の仕方もわからなかったので、
実家の父(表具師)に電話して指導を受けました。
建具そのものが「組み細工」でした。
ネジやクギが使われず、こんなスライド式建具になっているなんて感動。
しかし、
障子を貼り替えなければ一生気づかないことだったと思いますが、
この仕組みってどうなっているんだろう、、と
日頃から疑問を持たなかった自分が情けないですけどね。
それにしても、父の指導の仕方が偉そうだったなあ(笑)