「どうして、ここに来たんですか」
車のナンバー(当時は松本ナンバー)をみて、受付のお兄さんが飛び出してきた。
不審者扱いではなくて、
ウエルカムで。
事情を説明して、「私、役に立っていないんですよ」というと
「物を右から左へ運搬することが労働の基本なんですよ、立派なことです」とお兄さん。
秋田訛りだったが、若いので聞き取れた。
その言葉に支えられてもう二十年近く経った。
ゲストハウス無我のリノベーション工事に来ている、
工務店の見習い作業員の若者の姿を見て、
懐かしく思い出した。
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