滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

警察手帳を見せられても疑え

f:id:norimurata:20191103205311j:image先日、自治会の防犯懇談会に出席しました。

地元の交番の警察官のレクチャーがあり、当地域の犯罪件数が年々減少傾向である、

滋賀県内の十五年前からみれば半減しているとのことでした。

こういった地域の活動や個人の防犯意識が向上した成果だという話です。

防犯カメラやドライブレコーダーはかなりの抑止力になっていると言えます。

しかし手強いのは振り込めなどの一連のサギです。

制服警官・警察手帳でも疑え、

と現役警官からの直言には戦中戦後を生き延びた多数の出席者の御老人らも

ビックリされていました。

サギの対策も、この差し迫った直言で効果絶大だったと思います。

不審なことがあれば→交番→県警の知能犯対応刑事→すぐ対応

という仕組みになっているそうで、これは心強い情報でした。

交番or110に躊躇せず連絡するべきですね。

ドライブレコーダー、防犯カメラ、、、周知のものになりましたが

これらも「協力する」気持ちがないと冷たい世の中になるばかりなんでしょうね。

会が終わると、ラグビーはどっちが優勝だったかなって話題に。

御年輩の方々にもラグビーは浸透していましたね。

ちょっとほっとしました。冷静さと余裕も大切ですね。

今年の一文字(私的)

f:id:norimurata:20191101225416j:image少しだけ早いのですが、今年の一文字は個人的に【洗】です。

理由①

ゲストハウス無我のお客さん布団を業者に洗浄していただきました。

布団に限らず、水で洗えるということの有り難みを感じています。

理由②

〝肉体関係なんて洗えば落ちるのよ〟

昭和時代の、ある機密文書漏洩事件のドキュメンタリーの中の台詞です。

痛快でした。

 

 

遺跡の発掘

遺跡の発掘の作業員をした事があって、時々その話題で話に花が咲く。

つい語ってしまうが、単に変人さを確かめられているのだと自覚するようになっている。

発掘作業そのものよりも、そこでの(東北地方のある村)生活や、おばちゃんから聞いた話が

極上の宝であり続けている。

多分、そんなことどうでもよかったりする。

久しぶりに自転車で散歩、夕日を見たい気分だった、それだけ。f:id:norimurata:20191031230957j:image

 

 

介入

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先日、ゲストハウス無我のオーナーは自治会長の仕事の一環で

認知症を知る」というテーマの出前講座をsettingしました。

講師のお話が非常に面白く、参加者は満足されたようです。ホッとしました。

💠💠💠

無我のリピーターさんの中には、介護の行き来に宿泊してくださっている方がみえます。

介護休暇とったよ、という方もありました。おばあちゃんが彦根の施設にいて面会にきた、

という若者もいます。皆さん、働き盛りの中やりくりして頭が下がります。

親のことですが、結局は自分がどうしたいかなんですよね。

ウチのリピーターさんたちは、しっかり者が多いので,

お話を伺っていてもほぼ共感できます。

旦那さんのお父さんの介護の期間がありましたし、

次くるのは私の両親です。

実家に帰省すると、父親は隠蔽体質なので問題があっても言ってくれないし、

母親はこの期に及んで父親に華麗なる優しさを求めており(期待は外れる)、、、。

介入できることだけ介入しています。まだまだ頑張れるかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

冷たい雨

少し寒かったが、車の中から適度に綺麗な雨粒を見ていたくなって大きなお店の駐車場で一休み。

f:id:norimurata:20191029233523j:image最愛の人の幸せな暮らしが続いて、平穏に長生きしてほしい。

それをそばで支える役目が私でなくても。

こんなことを思い続けた15・16・17才の私。

生活力もなければ、責任もないので、他者の幸せを助成することはできない。

ただ願うだけ。願いが強すぎて、恋人になりたいとか結婚したいとか超越したのか。

男女には責任がかからない方が愛は純粋で命がけである。

最愛だった人は同級生。家庭に問題があってすでに中学生で独居を強いられていた。

当時、学校も父兄も見守るくらいのスタンスで、

近所の人や担任教師などが有志でサポートしていた。

そんな中みるみる彼は大人ぶりを増していった。

捨てられた(守られたのかもしれない)強みで。

高校卒業後、私が看護の道へ進むと「安心して死ねる」と笑っていた。

それが最後で消息は不明である。

ユーミンの「冷たい雨」は当時の状況を連想させる。

YouTubeでいろいろな歌手が歌っているが、

倉田まり子が一番良い。

責任や役割ばかり追ってはダメね。人間関係も。男女の愛も。

 

ウモレボン市に初出店

f:id:norimurata:20191026205740j:image彦根に移住して六年、ウモレボン市に初出店、その体験を得ることができました。

前夜は緊張してほとんど準備に身が入らず、離婚届を書き上げるほどのパニック(冗談)。

加齢と共に、初体験に対して貫禄と思える堂々たる無神経さが備わってきた反面、

鎮静剤を要するかのような凄まじいパニック感に潰れてしまう面を自覚。

ちょっと話がそれました(笑)。

ウモレボン市は年一回の古書市で、もう九回目という彦根の恒例イベントの一つです。

やはり彦根でお店を構える、古書店の半月舎さんが主催されています。

どちらも有名です。

そして今日、ブースから来場者を見ていて感じたのは、皆さん真剣な眼差しであること。

出店者の方々も県外から多数参加されているように、来場者も同様であるのでしょう。

こうやって、一つのイベントが成長していっているわけです。

身内や知り合い中心のイベントから、大きく脱皮していると感じました。

熟練の目利きから、クリエイティブな若者、ちびっこ、まで

幅広く会する雑貨デパートみたいです。

これからもずっと継続してほしいです。

f:id:norimurata:20191026205803j:imageそして、ゲストハウス無我に鉄道資料館つくるからね〜その思いを強くしました今日。

 

 

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日本が好きだから

f:id:norimurata:20191013231957j:image大きな災害があると、何の変哲のない日常の有り難みを痛感します。

お店に毎日同じ品物が並んでいる、電気が使える、、、は

幸せなことなんですね。

失ってみて、気付く。この繰り返しが人の世。

にしても、ちょっと惨すぎませんか。自然の猛威。

教訓が生かせないまま、新しい難問が次々と振りがぶってくるようです。

台風が来た昨日、

地名に「谷」や「     」(もう一つ忘れてしまったが)など付いていたら

すぐ避難して下さい、低い土地だから、とその道の第一人者が悲痛な表情で言っていました。

ちょっと寒気がしました、これは真剣に危ないと。

科学的見地も、行政の対応も、それはそれ。

結局、自分が今身を置くところは安全か危険かの判断にかかっているわけです。

どんなことになっても日本が好きなので、大変だけど頑張って生きていきます!