少し寒かったが、車の中から適度に綺麗な雨粒を見ていたくなって大きなお店の駐車場で一休み。
最愛の人の幸せな暮らしが続いて、平穏に長生きしてほしい。
それをそばで支える役目が私でなくても。
こんなことを思い続けた15・16・17才の私。
生活力もなければ、責任もないので、他者の幸せを助成することはできない。
ただ願うだけ。願いが強すぎて、恋人になりたいとか結婚したいとか超越したのか。
男女には責任がかからない方が愛は純粋で命がけである。
最愛だった人は同級生。家庭に問題があってすでに中学生で独居を強いられていた。
当時、学校も父兄も見守るくらいのスタンスで、
近所の人や担任教師などが有志でサポートしていた。
そんな中みるみる彼は大人ぶりを増していった。
捨てられた(守られたのかもしれない)強みで。
高校卒業後、私が看護の道へ進むと「安心して死ねる」と笑っていた。
それが最後で消息は不明である。
ユーミンの「冷たい雨」は当時の状況を連想させる。
YouTubeでいろいろな歌手が歌っているが、
倉田まり子が一番良い。
責任や役割ばかり追ってはダメね。人間関係も。男女の愛も。