この区間は二通りの説があると分かり、地道に調べながら歩いてみた。
国道8号線、JR東海道本線、東海道新幹線、JR北陸本線が絡み合う場所で、
北国街道が部分的に消滅するのも無理はなく、二通り説も頷ける。
他の歴史的な跡を歩いてみても、諸説あるのはよくあることで
出来る限りそれらの全てを散策してみている。暇人だなあと思いつつ。
【出発、帰着】2022年5月某日 、6月某日
【交通手段】車、徒歩
【所要時間】買い物ついでの10分程度ずつ
国道8号線沿いの米原高校口バス停を起点に、おうみ陸橋を渡る。
テクノカレッジ米原の横を通り、
岩脇西交差点近くの旧北国街道道標に着く。
【別ルート】
消滅したとされる道がここに繋がっていたとされる場所。
新幹線とJR東海新米原変電所の間から、農道(たぶん)になっているようだ。
JR北陸本線を渡り、
国宝薬師如来がある薬師堂(真廣寺)に繋がるため、やくし道の名があり
石碑がある。
すると、ここで岩脇西交差点となり、先のルートと同一になる。
失われた道、途切れの道、は時代の流れと現実を体現している。
歩いてみれば何も複雑では無かったが、納得して道を辿るまで数回は現地を
行ったり来たりしたことを思い出した。
普段、この辺りは車でよく走ってるので自分の頭がクルマ頭になっているのだ。
それを払拭するのに時間がかかったのかもしれない、、、。