丑の刻まいり、流刑の島、トンネル、錫杖の音、金縛り、
晒し首、商売が長く続かない場所、ホテルの「デル」部屋、
霊と対話する旅、コンタクトレンズ、強い思い込み、恐妻、
ミルクを哺乳瓶でもらおうと並ぶ男の霊たち、ホルマリン、
お化け屋敷、シャッターが下りない、梁、宙を見つめる犬、
呪詛、百鬼夜行、ホラー映画、おふだが貼ってある部屋、
墓地のカップル、霊は電子機器に反応しやすい、自殺の名所、
脳の活動、宗教、病室の不思議な話、、、、など。
これらは、、、、
あの日の夜、参加者が持ち寄った話のキーワードです。
トリガーになっているんですよ。
怪談で出てきた言葉って。
「死生観」や「社会のあり方」や「深層心理」などの、
大きなテーマにつながったり、
「家族」や「縛り」や「日本人らしさ」のような
身近な人間関係に集約されるようです。
私はこのイベントの終わった夜、
眠れなかったのです。
かわいくないことに、心霊とか怖いとかではなく、
爽やかな興奮をしていたからです。
その興奮はその夜から毎日続いています。
トークイベントだったのに、
大作映画をみたような残像に酔いしれている感じです。
変態かなー。
第一回目、参加者8名、適当に休憩もとりながら、
程良い語り合いの三時間だったと思います。
否定的な意見もなく、受容して楽しもうという姿勢を感じ、
皆さん大人でした。
次回からはさらに一歩踏み込んだ語り合いができるような気がします。
また開催しますのでお楽しみに。