おかげさまで、8月15日でゲストハウス無我をオープンして4年が経過します。
一言でこの4年は、、、、
長かった!!
20年位過ぎた感じです。
いろいろな方々との出会いがあって、
どこを切り取ってもドラマなのですが、
今回はゲストハウスとなった、
古民家の売主様に思いを馳せてみようと思います。
滋賀県彦根市、ここ「芹橋」という地は江戸時代に彦根城の足軽屋敷があった町。
この家は、大正時代になって呉服を商っていたお屋敷でした。
空き家バンクを通じ購入後、ゲストハウス開業にむけて準備、、、、、
というか、ゴミの片付け、来る日も来る日も、ゴミ、ゴミ、ゴミ、、、、、、
このお屋敷の最後の御当主は、90歳を超えた御婦人だったのですが、
我々にはゴミでも、その御当主には先祖代々の大切な宝物だったのでしょう。
いろいろなものが遺されていましたが、
縁もゆかりもない我々の手で処分されるとは想像もつかなかったでしょう。
近所の方々にも、このお屋敷の方のお話をよく聞かされました。
先祖代々のお屋敷を受け継いでいくということは、
並大抵ではないと理解できました。
現代のドライな家族関係を理想と思ってラクに生きてきた私には、
信じられないことでもあります。
時々ですが、縁者の方がゲストハウスになったこのお屋敷に、
いらっしゃることがあります。
おそらく近隣、遠方にも多くの縁者の方がお見えだと思いますが、
この築102年になるお家で商いを始めて4年が経ちましたこと、
ブログでお知らせいたします。
少しでも長く続けられるよう努めたいと思いますので、
見守ってくだされば幸いです。
これからも、宜しくお願い致します!