実家の父の在宅看取り、母の情緒不安定。この半年の間に激動した。
来るべきものが一気に来た、と思って娘の私は走った。
医療介護サービスの方々はもちろん、友人からの助言、ご近所さんの見守り、
個人営業の電器屋さんや理髪店の親切などに支えられた。
軸となったのは、旦那の理解と協力。
奔走中、ある言葉を聞いて心が整理できた。それは、自宅葬(家族葬とは違う)
を執り行ってもらった葬儀社の女ボスに「叶える、という仕事は良いじゃないの」
という言葉だった。父の「自宅で死にたい」という願いを叶えるために今日まで
があったのだ。
今日、父の四十九日。これからも「叶う」という果てしないものに、また出会って、
私は工作奔走
していこうと思っている。(母の情緒不安定はまだ尽きない〰︎〰︎)