ゲストハウス無我の女将のブログ

煩悩ではなく本能の日記

愛知・岐阜の喫茶店文化 ①

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一番のお気に入りモーニング。岐阜市の「キャラバンサライ」のモーニング。

10年前と変わらず370円。コーヒーおかわり可。ウエイトレスさんとのおしゃべりも◎

 

💠💠💠

いつか書こうと思っていたこと。

 

愛知・岐阜の喫茶店文化、について。

 

私は出生地が愛知で、育ったが岐阜。

 

途中、バリバリの若き時代は信州で学業と就職、宿業に転職するまでの数年間は、

 

再び愛知〔一宮市)や岐阜〔岐阜市や関市)で就職していた。

 

中京圏を一旦出たおかげで

 

いかにこの地の喫茶店文化が並外れているのか、客観的に考えることができる。

 

・・・究極から言う。

 

茶店は生活の一部、なんてもんじゃない。人生そのもの。

 

産湯。末期の水。

 

なのだ。

 

笑うでしょう。

 

でも、信州でいうなら【山や温泉】の文化、

 

今私が暮らす滋賀なら【祭り】の文化が当てられる。

 

時代と共に捨ててしまったものがあったが、捨てなかったものがそれらなのだ。

 

💠💠💠

 

信じられないかもしれないが、

 

病気が進行し自分でももうダメかなと思い始めた患者さんが、

 

最後に「喫茶店のモーニング行きたかったな」と言う人を何人か見てきた。

 

決して信州の人は言わない台詞だ。

 

岐阜の農村でどうしても喫茶店(モーニング必須)がほしくて、

 

話し合った結果、村内のある家のお嫁さんに白羽の矢が向けられ開店することに、、、

 

とか、珍しくない話である。

 

名古屋だと独居老人の生存確認に、喫茶店が一役担っているときいたことがある。

 

マスターからケアマネジャーに連絡がいく、など。このあたりの話は当然レベルかな。

 

💠💠💠

 

しつけ、人生相談、告白、失意、生を実感する、、、、こんな時に行く所かな。

 

町の銭湯のような場所だといえる。

 

そういえば、友人のお祖母様のお葬式に行ったとき、

 

「よくおばあちゃんと行っていた喫茶店に行きたいから付き合って」と当日の夜に

 

お互い喪服で行ったことがあったっけ。

 

💠💠💠

 

なぜ、愛知・岐阜の人々が喫茶店文化を育んできたのか?

 

今回だけでは到底語りつくせず。

 

またいつかシリーズで自論を展開するつもりなので、

 

宜しくおつきあいのほどを!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最前線の旅人

f:id:norimurata:20190520112404j:image最近、30代男性で歴史好き旅の客人が続きました。

 

山に登っています、とだけおっしゃられる方も実は、

 

室町や戦国の山城を散策されているのかもしれませんね。

 

会社・自営・地域のなかに身を置くと、

 

先人の足跡に目が向くのは極めて自然で、自分の立ち位置を確認したくなると察します。

 

なんだ、大昔も権力者って同じことやっていたんだって思います。

 

現代の人が過去へ擦り合わせようとするのかな。

 

とはいえ、学びは大きいですね。

 

滋賀県は歴史の宝庫です。

 

地元のおじさん、おばさんを見て

 

この人達は忍者の末裔かも、って妄想するのが歴史好きにはたまりませんね。

 

木や土ですら、信長が寄りかかった木かも、踏みつけていった土かも、

 

と思って愛おしいんじゃないでしょうか。

 

そういった感想を気軽にぶつけていただけるのが、

 

我々の役割だと思っております。

 

なかなか勉強が間に合いませんが、

 

肌感覚の歴史感はお伝え出来るかと思います。

 

同じ人でも、30代の頃と50代になった時と歴史感も変わるはずなので、

 

また思い出して彦根に足を運んでいただけたら幸いです。

 

制覇するというのも旅の醍醐味ですが、

 

同じ風景でも違って見えるようになるのが人生の旅をしている成熟した旅人の姿ですね。

 

社会の第一線で活躍中の30代男性が、

 

貴重な休暇に滋賀の歴史旅のために連泊してくださり本当に嬉しいことです。

 

風情、、、ゆったりとした時間、、、

 

彦根でもっと歴史を満喫していただけるように頭をひねっている今日この頃です。

 

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地域の包囲網

f:id:norimurata:20190516172355j:image先日、男の友人が「今年町内会長になったので、家を離れられない」と、

 

言っていてオドロキでした。

 

可哀想にって意味ではありません。

 

自覚がで出来たじゃん!

 

だって、独り身の気楽さで雪国に行ったかとおもえばすぐ南の島へと、旅にでる彼。

 

でもちょっとばかり、そういうわけにいかなくなったようです。

 

急に大人に見えました(もともと充分大人なんですが)。

 

そういうウチも自治会長を引き受けさせてもらっています。

 

前任者からの引き継ぎ、会議(防災とか体育とか総会とか)が目白押し。

 

各方面の係の方々が問い合わせにウチにお越しになることも多く、

 

服を着ていなければならない毎日です。(冗談デス🤭)

 

トイレの戸はちゃんと閉めて用足しをしなければならない毎日です。(しつこい)

 

そんな間隙をついて、夫婦喧嘩をして帰還兵か?というような格好で家出をしかけたところ

 

民生委員のおばさまに見つかり諭され、帰宅した私。

 

地域の包囲網にまんまと引っかかってしまいました🕸🕷

 

お世話かけてスミマセンでした。

 

高齢世帯が多いので、つい自分が若いと思ってしまいます。

 

🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

 

旅人宿ですが、旅とはドンドン引き離されていくゲストハウス無我の住民。

 

お許しくださーーい

 

誰に何を謝っているのかもわかりませーーん。

 

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図書館の風景

f:id:norimurata:20190512101148j:image身近な人から聞いた話です。

 

当世、図書館は高齢者で溢れかえっております。

 

ある図書館で、高齢の男女が携帯電話の番号交換をしていたそうです。

 

人目も憚らず、大声で。

 

憚ってほしい場面です。

 

静粛にすべき場所だから、だけではありません。

 

「僕の好きな本なんだ」と言って渡した時、栞が挟んであって電話番号が書いてある。

 

なんていうのを期待します🍀🍀🍀

 

気付かないところでは、そういうのが繰り広げられていることを願いますけど。

 

先日、つげ義晴の『古本と少女』を読んでしみじみ思いました。

 

【憚る】とか【男女の機微】とか、死語ですかねー

 

情緒のないこととしないように私も気をつけようーーー

 

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体験移住 アット ゲストハウス無我

f:id:norimurata:20190512101626j:imageゲストハウス無我を足場としていただき、

 

2年に渡り体験移住をされたMさん〔男性)のゴールが近づいてきました。

 

他県にお住まいのまま、滋賀県に幾度も通い、

 

職業のスキルアップをしながら、

 

丁寧に冷静に、

 

人脈や情報を取得されてきました。

 

24時間営業スポーツジムがあること、ランニングに最適〔琵琶湖岸)なこと、

 

ひと通りの公共・民間の施設やサービスが揃っている完結型地方都市であること、など

 

ご自分の趣味も生かせて実生活の便利さもあることは大きなポイントだったようです。

 

今年中には、彦根市内に居を構えて移住完了の予定です。

 

彼の特筆すべきは、当初から物件探しは一番【最後】にすると決めていたこと。

 

なので、その成り行きに大変興味が湧き、

 

いろいろな提案など(と言っても単におせっかい話ですが)してきました。

 

移住=家を探すところから、、、、と思いがちです。

 

もちろん、正解はないので人それぞれにあった移住の仕方で構わないのですが、

 

ビジョンを持つこと、更にビジョンを修正していくことは必要です。

 

そんなことを彼から勉強させてもらいました。

 

怪談ナイト(ゲストハウス無我のイベント)の参加や、

 

仕事のお悩み相談役(結果、 その人は転職し幸せ)や、

 

近所でナゾの泥酔老人の置き去り事件があり奔走、

 

などなど、

 

ゲストハウス無我に滞在中にいろいろ体験されました。

 

泥酔老人事件の時は彦根を嫌いになるんじゃないかとちょっと不安でしたが、、、。

 

ヨカッタヨカッタ😊😊

 

 

 

今度は、県外移住者からの目線で彦根の魅力を覚醒していってほしいなと願います!

 

 

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水垢離

f:id:norimurata:20190507103508j:image明治時代開業の銭湯・山の湯さん。

 

その古い建築様式や謎の薬湯、圧倒的な風情、、、、

 

ゲストさんにプロモートします。

 

若干の注意事項(現代風な設備ではないので)も加えて。

 

入湯し戻ってこられると、

 

どうだった?と尋ねます。

 

最近、立て続けに返ってきた反応が印象的で、

 

「蛇口から洗面器にお湯を調整しながら溜めて、ザバーンっとかぶるのが良かった!」

 

と言うのです。

 

プロモートと違うところが絶賛されています💦

 

♨️♨️♨️

 

山の湯さんは古く、

 

一部シャワーですが、プッシュ式の湯と水の蛇口しかない洗い場があります。

 

地元の常連さんたち(おじちゃん、おばちゃん)は、

 

あまりシャワーを使っていません。

 

そして、ウチから参戦したゲストさんに、

 

プッシュ式蛇口を勧めてザバーンとかけることを教えてくれるそうです。

 

「こうやるのがいいよー」って。

 

みんなでザバーン、ザバーンとやってきたとゲストさんは満面の笑でした。

 

「熱ーっ」「熱ーっ」という思わず出る声も聞こえたようです。

 

♨️♨️♨️

 

まるで、修験道の水垢離ではないか⁉️

 

不浄なものを洗い流すには、シャワーではやさしすぎる。

 

必要以上に過保護になった世の中に、

 

知らないうちに我々は虐められているのかもしれない。

 

クレームがあるのか、現代的な施設では『お湯が熱いので注意してください』なんていう

 

変な貼り紙を見たりします。

 

こういう表示って本当に迷惑。

 

世知辛い世の中の一切合切を「ザバーン」で洗い流して、

 

さ、また明日っていう自分をつくる。

 

そんな山の湯さんです。

 

いつも温かく見守ってくださる山の湯さんはじめ、

 

若者に教えてくれるおじちゃん・おばちゃん、本当にありがとうございます!

 

 

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国宝・彦根屏風

f:id:norimurata:20190425095353j:image毎年この時期に公開される国宝・彦根屏風を拝観しました。

 

元々の所蔵も公開場所も彦根城博物館なので、

 

まさに箱入り娘です。

 

屏風の表装も美しく、絵の繊細さはヒヤッとするほどで、

 

妖艶そのものでした。

 

まさに洗って練って!

 

洗練という言葉はこれだと思えました。

 

意図や構図は一目では読めないのですが、

 

その分魅了される魔力を持っています。

 

時代背景(江戸時代初期)や絵師の意識の高さ(狩野派)想像すれば、ジワジワきます。

 

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f:id:norimurata:20190425095621j:image国宝には、建造物、彫刻、絵画、書籍などがありますが、

 

とりわけ絵画、の中でも人物を描いたものはインパクトがあります。

 

そんな分かりやすさから、はじめは彦根屏風に興味が湧きました。

 

実は彦根の友人と二人で、この彦根屏風の良さを推しているのですが、

 

地元民の反応は今一つです。

 

城下町という誇りが光なら、

 

この屏風に描かれているのが遊里という陰だからでしょうか。

 

断然私は陰が好きですが。

 

 

f:id:norimurata:20190425095710j:imageちなみに、この国宝の特別公開は4/6〜5/7まで。

 

フラッシュを使わなければ写真撮影もOKです。

 

こんな博物館側の寛容さを充分に享受して、

 

本物と対峙する旅、是非オススメです。

 

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