実家に帰省すると、驚きの新事実が、、、、。
私の提案で最近食材の宅配を利用し始めて、実際のところが気になっていた。
母親の食事準備の負担を軽減する目的だったのだが、
なーんと
父親が使いこなし、毎晩の食事の調理をしている事実。
確かに野菜や肉魚はカット済み、レシピも紙で、取っ付きやすい。
しかし、長年未だかつてこんなふうに父が調理をしているなんて初めて見た。
今までやっていなくても人間は可能性を最大限発揮できるものなのか。
はたまた、老舗の食材宅配会社の凄腕か。
後期高齢者&超高齢者、やるなあ。
プレッシャーにならないように、離れた部屋で待機している途中、
遠い昔旅の宿として泊めてもらう家で、決して見てはなりませんよ、と主人に言われ
じっと食事ができるのを待っている修行僧の気分になった錯覚を私は味わっていた。
それくらい、奇跡的、劇的、異次元、の出来事であった。
父は骨粗鬆症治療の自己注射をし、副作用で具合の悪い日もあるが、
この姿を見て報いがあったと思った。
医者通いも薬三昧も、食事作りという達成感のためにあれば
それで良し、だから。
早速、父の作った晩ごはん(サバのみぞれポン酢、鶏そぼろキャベツ煮)をいただいた。
なかなか美味しかった。
明日作るであろう青椒肉絲も気になるなあ、、、。