滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

外国人が知っている日本語

f:id:norimurata:20190404152244j:image「カワイイ」「スゴイ」「ダイジョーブ」

 

これらは、外国人がよく口にしている。

 

アニメの影響だったりする。

 

クッション言葉にもなっている。

 

 

 

「半額」

 

このシールが貼られているお弁当をちゃんと買ってくる。

 

言えなくても意味さえ分かっていればいいのだ。

 

 

 

「忍者」

 

これは最強。むしろ、これこそが日本そのもの。

 

日本語を一つも覚える気がなさそうな外国人でも、ニンジャだけは知っていたりする。

 

タコスはメキシコ、たこ焼きは大阪、みたいな。

 

たこばっかりだな。

 

 

 

源氏物語」  

 

ゲストハウス無我の5年間で唯一、ある一人のロシア人が発した言葉。

 

深く心酔しているとお見受けした。

 

私は、源氏物語のストーリーなら【雨夜の品定め】と【最終章】が好きである。

 

看護師時代、私が患者さんから例えられた人物は【夕顔】。

 

入院患者さんはこの病棟の看護師たちを〇〇に例えると、っていう

 

暇つぶしをして楽しんだりされていた。

 

今の私は誰かな、やっぱり夕顔でいたいなあ。

 

なんていうことを、

 

その外国人さんと話せたらよかった。

 

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胸裏に去来するもの

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4月1日、新元号が発表になった日。

 

あるお店のテレビの前でその瞬間を十数名で一緒に拝見した。

 

皆、静かに受け止めていて、

 

日本人って冷静・・・

 

改めて、冷静に生きようと再確認できた。

 

でもやっぱりなんか浮き立つ気持ちはあって、

 

久しぶりに切り花を買ってお座敷に飾った。

 

が、寒くてストーブを焚くため、お花は縁側へ避難。

 

ちょうど、日中の来客が多くあり格好がついて自己満足。

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自治会の引き継ぎやら、

 

となりの2丁目に開業予定のゲストハウスのオーナーさんが挨拶に来られたり。

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我々は6年目を迎えるのだが、時間の経過と人の往来をシミジミ感じた。

 

口には出さないが、きっとオーナーも同じ思いだろうナ。

 

 

 

 

 

 

人を動かすもの

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彦根ゲストハウス無我にお越しいただくゲストさんの中には、

 

雨森芳洲杉原千畝の足跡を辿る旅の道中に投宿される旅人がいらっしゃいます。

 

さぞや小難しい中高年の人?と思われます。が、

 

いえいえ、若い知的な女性ばかりです。

 

日本国内の遠方から、船や飛行機でいらっしゃるのです。

 

滋賀県長浜市は雨森氏、福井県敦賀市は杉原氏の資料館があります。

 

両氏共、外交官。雨森氏は江戸時代の鎖国中に、朝鮮との外交に尽力。

 

杉原氏は昭和時代の第二次世界大戦中に、ユダヤ人の亡命を助けた人です。

 

足跡を辿る旅は、私も共鳴するところが大きく、

 

その地に自分が立つことや、空気を吸うことが、

 

何物にも代えがたい自分の血となり肉となる感覚を得ます。

 

彼女たちに、

 

感動したでしょ   って尋ねると、

 

はい  って笑顔が返ってきます。

 

桜の開花状況もいいですが、

 

時節に流されない生き方も一興です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

甲子園

f:id:norimurata:20190325171808j:image昔々、高校時代。

 

といっても高校生活は今一つ楽しくなかったのだが、

 

さっき思い出した、数少ない楽しい古い記憶。

 

眠い数学の授業、

 

大半の生徒はウトウト。

 

教師がたまりかねて一喝、

 

覚醒した〇〇君は「すみません、野球のこと考えていました」

 

その後ろの席の△△君は「サッカーのフォーメーション考えていました」

 

さらに後ろの□□君は「作曲していました」

 

と見事な返答。

 

崩れ落ちる数学教師。

 

野球部、サッカー部、吹奏楽部の

 

華麗なる三連続プレイでした。

 

ケイタイもSNSも何にも無い時代、ちゃんと繋がっているではないか!

 

 

💠💠💠

 

 

ゲストハウス無我にも「甲子園で高校野球を観てきました」「観に行くところです」

 

というゲストさんが時々いらっしゃいます。

 

せっかく今、私は関西圏に住んでいながら甲子園に行く機会が得られません。

 

春夏とも宿業がピークになるので、ラジオ観戦が精一杯ですが、

 

死ぬまでに一度は行こうと思っています!

 

(だから何なのか、なんですけど。)

 

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【古民家、復旧しています】古民家災害復興日記 3

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ゲストハウス無我の共用スペース=母屋、復活しています!

 

築100年越えの古民家のお座敷で旅人さん同士語り合っています。

 

黙って静かに過ごす人、パソコン仕事をする人、などなど、

 

遠い昔の人が建て、居住した空間を味わっていただいています。

 

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昨年9月の台風被害のため、半年あまり閉鎖していた母屋でした。

 

屋根・外壁・塀などは職人さんの匠の技によって修復。

 

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ガラス戸などは、ホステルマニマニのオーナーさんのDIYによって華麗なるリメイク。

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雨漏りの心配もようやく無くなりました。

 

本当に皆さんありがとうございました。

 

何気なくかけてくださる言葉から、徐々に目覚めることもあって、

 

何よりもこの建物、土地で宿という生業をする自分たち自身の自覚が復旧しました。

 

実はこれが一番大切だとも分かりました。

 

古民家の管理はこれで完了ではないので、あくなき闘いは継続です。

 

有難いことに、これからの修繕や掃除の手助けを申し出てくださる方もあります。

 

今回の経験では正直、書けないこともありました。

 

自然災害は、過ぎれば人間関係、かと。

 

そういった体験をお持ちの方々、

 

思うところのある方々、

 

無我にお泊りの機会があれば忌憚無くおしゃべりしましょう。

 

永遠に続きそうな古民家リニューアル(サグラダ・ファミリアだと思って…)については、

 

皆さんの知恵をお借りして、ステキな空間を作り出していこうと思います。

 

今後とも益々よろしくおねがいいたします!

 

 

古民家災害復興日記 2

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母屋の修復は進んでいますか?などと

リピーターさんからご心配のメールをいただいたりします。

少しずつですが、進んでいますよ―

気にかけていただいて、心から感謝いたします。

 

今日は大工仕事の話ではなく、内面の話。

やはりリピーターさんのメールなのですが、

日本画を描いているその方は、魂を込めた物を後世に残すつもりで、

頑張らないといけないと御自分を省みたとのことでした。

かなり話題になっていますが、映画『ボヘミアン・ラプソディー』を観て

感化されたといいます。

おそらく、今までは趣味の延長で日本画をとらえていたのかもしれません。

人生の半ばに来て、いま手の内にあるものに真剣に魂を込めなければ、

本当の仕事人となれないではないか。

ということに気が付いたのだと思います。

私も重ね合うところがあり、

このゲストハウス無我の母屋の保全が仕事なんだと心底思えたメールでした。

 ありがたいです。

 大工仕事の依頼やDIÝも進めつつ、

この家が生きてきた100年間の日本のことを勉強しようと考えています。

母屋に遺されていた戦前の新聞紙やスナップ写真と共に、

後世に残せるように、

皆さんにガイドできればと思います。

魂を感じていただけるように……。

 

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日差しは春、風が強い日

旦那さんがノートパソコンのキーボードの汚れたカバーを洗浄中。

洗剤つけてゴシゴシ。

そのブラシは庭の掃除用のもの。

 

 

同じ日、男性の友人がDIYでペンキを小分けする容器に、

台所のボウルを使い、使用後は洗ってまた食用に使っていると言っていた。

 

 

君たちが特異なのか、男子特有の感覚なのか。

いろいろな許容量を持つことをトレーニング中です。

 

 

 

 

 

と、いう私は一眼レフカメラを損壊した模様。

昨年に続き二回目。相済みません。

ダンナの許容量はどうなんでしょう。

 

彦根ゲストハウス無我、現場から以上。

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