滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

迎撃回想

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ゲスト(大学生)さんをみていて、

自分が初めて一人暮らしをした時を回想。

 

まかない付き女性専用九部屋暮らし、、

銭湯と共同温泉ザンマイ、、

下宿の前身は元遊郭、、

毎晩大騒ぎ、、

替え歌、、

建物の写真が一枚も無い、、

本当に居住したのか、、

あまりにも遠い昔に思えて、、、、、

いや、本当に下宿していた、、

一度痴漢が風呂場から侵入した、警察沙汰、、

その何ヶ月か後に警察が誤報?で下宿に立ち入り、、

不審者だと思い全員で迎撃態勢をとった(フライパンやテニスラケットを持ち)、、

危うく警官を叩きのめすところであった、、

下宿の御主人(いつもは温厚)が警官に大激怒・大叱責してくれた、、

冬場に室内でシャンプーが凍った、、

夏場に室内にクワガタが飛んで入ってきたのをGと見間違え、迎撃、、

 

迎撃体験が多かった初の大学生一人暮らし。

もちろんSNSも携帯電話も無い。

下宿の公衆電話にかかってきた電話を下宿の御主人が取り次ぎ呼ばれるシステム。

なんか全部バレていたね、、

私はテレビも無かった、、それは今もだ、、

でもとにかく雑に楽しかった。

回想、以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

canaries

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「ちょっと今話すことでもないけど、いいか?

 黄色いカナリア(みたいな、と言ったと思う)の集団が庭に来ていたんやけど」

 

朝、言いに来た旦那さん。

 

どう考えても今話して欲しいことだし、

 

どう考えてもカナリア(疑)は見たいし。

 

 

 

また来て欲しいなあ黄色いカナリア軍団

 

田んぼに集団移住していたスズメたちも徐々に帰ってきているし、

 

秋は鳥の世界も移動の季節なのでしょうか。

 

全く詳しくないので、勝手に想像しているだけで申し訳ない🙇🏻‍♀️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オンライン移住

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本日はすでに彦根移住を果たしたMさんを交えてのリモート交流でした。

彦根に住み始めて3か月というMさんは、

「嫌なことは一つもない。」ときっぱり。

ほんとですかー?と何回か聞き返しても答えは同じでした。

ご近所のお年寄りさんともおしゃべりしているそうで、良い感じです。

 

これから移住は増えるのだろうか、とか議論する中で

先の緊急事態宣言の直後に市の移住相談窓口に問い合わせが一時的に増えた、という

移住コンシェルジュからの話は個人的に興味深かったです。

 

移住して3か月のMさんは、まだまだ引っ越しの片付けが終わっていないので

我々も少しはお手伝いにお邪魔することにしました。

7年経っても片付けられない自分たちを棚に上げて(笑)

 

皆さまお疲れ様でした!

 

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遠隔会議

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月末なので来月の方針の話し合いをしました。

自営業ですから日曜日でも会議をします。

以前は「当面、これで行こう、、、」でしたが、

コロナ時代になって先が分からないので、一ヶ月をメドにしか方針を立てません。

オーナーはホームページのシステムの調整にかかり、

私は各方面とやりとりしながら、あれこれ雑用をし、

IT担当スタッフも遠隔からアドバイス

といった本日。

 

ふと気づくと庭の大葉に花が咲いています。

紫蘇とも言いますが、昔中国で食中毒に効用があると華佗という医師が広めた

と今日知りました。

なので「蘇」という字が使われているのですね。

華佗とは、私の好きな三国志に出てくる人物です。

華佗かーーと大葉を見ると思うようになるのでしょう。

つげ義春でバランスをとる

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大好きな件りがある。

 

だって前世がなかったら私たちはまるで、

まるで、、、

まるでなんだというのですか

ゆ、、、

幽霊ではありませんか

 

つげ義春の「ゲンセンカン主人」である。

解釈が大変で、私にはこれ以上説明が出来ない。

でも、時々このページへやってくる。

客室の二段ベッドの一階の端っこで。

 

 

飾らない魅力

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彦根市に隣接する犬上郡甲良町の「香良の湯」に最近週1ペースで足を運んでいます。

 

温水プールに併設した公衆浴場で、前から存在は知っていたのですが

 

非温泉なので優先順位が低かったのです。

 

ところが、最初の出会いで一気に株が最高に上昇!

地元のご老人が施設のお掃除を担当しているのですが、

 

このおばあちゃんパワーがローカルな魅力満点だったのです。

 

お掃除している人にアメをもらってしまうなんて、

 

今までどこにもなかった経験です。

 

泉質がいいとか、露天の景色がいいとか、そんなことどうでもいいよって思います。

 

顔見知りの若いお客さんとも、そのおばあちゃんはおしゃべりしていましたが、

 

悩みを抱えた人とかは是非立ち寄ってみたら良いと思います。

 

歳をとって腰が曲がってもこうやって仕事をする姿を見るだけで、

 

何かが氷解するはずです。

 

それほど新しい施設ではありませんが、隅々まで本当に掃除が行き届いてキレイです。

 

そしてそして大きな声で言っていいのかどうなのか、、、

 

入浴料250円!!

観光地ではないので、飾らないローカルさが旅人根性に突き刺さっています。

 

ウチに来る旅人さんにも、その辺の情感をきっと共感してもらえる気がします。

 

いつかご案内したいです!

 

追記: 密かに温水プールの利用も目論んでいる私。

 

 

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異国の地でのパンデミック

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パンデミックの中、帰国できず日本に留まっていた外国人就労者が

多数いたのでしょう。

このシルバーウイークの4連休でそれを知らされた思いです。

そういった人たちが何人かゲストハウス無我に【宿り】にきてくれました。

じっと耐えているのは日本人だけではないのですね。

どうすることもできない、ホームシックと闘っているのだと思います。

中に、リピーターの外国人さんがいましたが、

感情をいつもより抑えがちな様子を感じました。

異国の地で、普通でも大変なのに、、、いくら自分が選んだ道だとしても、、、

とても辛い日常だと察します。

それでも、自分より在学中の学生さんを同情していて、

思いやりがあるのです。

母国に湖があって、琵琶湖に足が向いたようです。

琵琶湖を見て、きっと泣いたんだろうな。

耐え忍ぶ気持ちを受け止めてくれるのは、大自然

と、人間同士の思いやり。

再確認できました。

これからも、いろいろなゲストさんの抱えている気持ちを

推し量ってお迎えいたしたいです。

 

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