アルバイト先(看護師の仕事)の同輩の女性Mさんからお聴きした話。
ペアを組んでいた相方の看護師が感染、Mさんは濃厚接触者となった。
相方の看護師は重症化(半年くらい入院していたそうだ)、
自宅療養のMさん(感染せずに無症状だった)には、
毎日保健所や勤務先から電話がかかり、勤務中誰とどう接触したのかなど
何度も同じ事を聴取されたそうだ。
第2波の頃だと、感染経路の特定に躍起になっていたに違いない。
Mさんは無症状で無事であったが、
もしかしたら重症化した相方の人は自分だったかも、
と恐怖を感じてしまったらしい。
一年以上同じアルバイト先で見知っていたのだが、
Mさんがこんな地獄にいたのだとは思わなかった、、、、。
今になってやっと話せる話なのかもしれない。
渦中にいると言えない、もっと辛い人がいるだろうからと思って言えなかったりする。
Mさんから聴いたその日の夜は、寝る直前まで想像して興奮していた。
生命を脅かすことがすぐ隣りであったという言葉に。