旅人同士、語らう姿を見て、
久々に自分の学生時代の下宿を思い出していた。
当時その下宿には9人の女子がいて、毎晩大おしゃべり。
若いうちにしかできないこと楽しもう、と思いつつも
いや長い人生同じようなことは何度もある、とも思っていた。
それが、人生半ばを過ぎてみると
もう二度と経験できないんだと思い知らされることが増えた。
仮に若返ったとしても、時代はもう返らない。
それを痛感するだけでもこの世に生まれて良かったのかも。
今宵の語らいも、今宵だけの崇高なものなのだよ、旅人さんたち!