時々、回想する。
【日本人はロシア語を勉強した方がいいんじゃないか】
と語り合っていたお二人を。
ホスパー(今で言うフリーアコモデーションのようなもの)をしていた時
お泊まりになっていたお客さんたち。
一人は地元の70才前後であったであろうご婦人と
もう一人は30才前後の男性英語教師。
それぞれ初見で旅人同士、ラウンジでおしゃべり。
ご婦人は、昔から青森に住みロシアをとても近くに捉えていた。
男性は学校で英語を教えながらも、もっと必要な外国語があるはずだと葛藤していた。
非常に私は当時感銘を受けた。
いろいろな人に出会ったが、後にも先にも【ロシア語推し】を説いた人は
今のところこの人たち以外いない。
近いのだろうが遠く、日本が戦争をした国だなんて全く信じられないけど。
薪ストーブがあった、、、ユースホステルの冬の夜。
そこに過去の自分がいたんだよなあ。
それすらも遠い。