彦根ゲストハウス無我の女将のブログ

漂泊の思い・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。パンデミックの中、模索する日常のあれこれを記します。

贖罪と隠匿

 

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以前、高齢者グループホームに勤めていたことがあります。

 

三度の食事の全てを手づくりで提供していたため、

 

ヘルパーさんは家政婦紹介経由の方が何人かいらっしゃいました。

 

時々、紹介所の世話役の男性(60代後半くらい)がグループホームに訪れ

 

ヘルパーさんの様子を見たり相談にのったりしていました。

 

が、そんなある日彼がグループホームへ早朝飛び込んできたのです。

 

【匿って欲しい】と。

 

仕事上のトラブル(やんちゃな家政婦とそのツレ)で恫喝されて。

 

彼は外の様子を気にしながら、訊きもしないのに

 

なぜ家政婦紹介所の仕事に就いたのか、を打ち明けました。

 

銀行員だった彼はバブルの頃、地上げに絡んで一般人を酷い目に遭わせてきたそうで

 

その贖罪が家政婦紹介所での勤めだったと言います。

 

そういえば、一廉の人物に見えていました。聞いて納得でした。

 

贖罪になっていたのでしょうか。

 

贖罪もいいけど、

 

とにかく危険だったら警察に行ってくださいねって言ってあげた記憶です。

 

人生劇場を見せてもらってありがとうございました。