神戸時代(昔、一年間出向していた)の収穫はいろいろあったが
現地の友人から
食の美味しさを教えてもらったことがよく思い出される。
なかでも、パン。
もう一つが、播磨地方の素麺文化。
全く知らなかった私はカルチャーショックだった。
揖保乃糸が有名だが、
その地方では素麺を保管・熟成させるための蔵を持つ家があるとか。
3年寝かせたりするらしく、
慌てて早く食べてはいけないのだそうだ。
何もつけなくても素麺のまま美味しいらしい。
美味しいお米はご飯だけで食べられる。と同じだ。
残念ながら、まだ私はそのような素麺をいただいたことがない。
蔵の素麺でなくても、いつか本場で素麺が食べたいと願っている。
ちなみに、神戸滞在一年間のうち
もっとも美味しいと思ったパンは、入院中朝食で出たパンが最高であった。
数日で退院できたが、パンだけは名残り惜しかった。
買い求め困難と思うから、余計に美味しく感じたのだろうか、、、。
いや、やはり病院食といえど美味しいパンでないと
許されないハイレベルな神戸のパンなのだ。