母親からの遺伝だと思うのが、
知らない人からよく話しかけられる、ということがある。
先日、スーパーでカップ焼きそばの作り方を見知らぬご老人から訊ねられた。
鰻の蒲焼きのシェアを提案されて、半分ずつにカットしてもらい購入したこともある。
緊急事態宣言の頃、初見のご婦人に些細な手助けをした時、
「どさくさで悪いけど、ちょっとだけ愚痴っていいかしらー」と
一分に満たないくらいの僅かな時間、話をきいたこともあった。
母親も、若い時から見知らぬ人とよく喋っていた。
今もスーパーにいくと必ず誰かと喋っている。
知っている人より気楽なのかもしれない、母親も私も。