滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

ザ・商社

f:id:norimurata:20200522003956j:image

「あなたのその服装はモダンです。」

英語の日本語訳みたいな言い回しで仰ったのは、アルバイト先の101歳の男性。

服装と言っても、私物のエプロンのこと。

男性はその昔、商社マン(衣料品担当)だったために、

今でも衣服への関心が高いご様子。

道理でご自身もいつもピシッと小綺麗にされている。

モダンな衣服をみると胸がスーッとするんだとか。

今風に言うと、【突き刺さる服】ってことかな。

商社に勤めていたという、軽い自慢話なのかもしれない。

或いは、モダンだと評することが社交辞令とも思える。

しかし、この101歳男性と向き合うと「許す」という文字が湧く(笑)。

おそらく、洋服イケイケドンドンなご時世の商社マンだったのだろう。

和服から洋服にシフトした時代かな、、、。

いろいろな節目があるものだ。