「あなたのその服装はモダンです。」
英語の日本語訳みたいな言い回しで仰ったのは、アルバイト先の101歳の男性。
服装と言っても、私物のエプロンのこと。
男性はその昔、商社マン(衣料品担当)だったために、
今でも衣服への関心が高いご様子。
道理でご自身もいつもピシッと小綺麗にされている。
モダンな衣服をみると胸がスーッとするんだとか。
今風に言うと、【突き刺さる服】ってことかな。
商社に勤めていたという、軽い自慢話なのかもしれない。
或いは、モダンだと評することが社交辞令とも思える。
しかし、この101歳男性と向き合うと「許す」という文字が湧く(笑)。
おそらく、洋服イケイケドンドンなご時世の商社マンだったのだろう。
和服から洋服にシフトした時代かな、、、。
いろいろな節目があるものだ。