最近知ってしまった歌が、頭の中で一日中鳴り響いている。
それは「朝日楼」。
浅川マキが「朝日があたる家」というアメリカ民謡を訳して、
ちあきなおみが歌い上げたのが「朝日楼」。
朝日があたる家、は
それまで明るいカントリーミュージックだと勝手に思い込んでいた自分を恥じる。
大草原の小さな家、のような明るいイメージの歌だと。
主題は娼婦の館或いは少年院と言われている。
ボブディラン、アニマルズなど多くの歌い手に継がれてきた歌。
暗く、投げやりな、歌。これがアメリカ民謡なのかと驚く程。
フォークソングは童話と同様、凄惨なものを持って生きている。
まあとにかく、ちあきなおみは凄い。
とにかく、聴いてもらいたい。
この歌を歌う映像が発掘されたのが割と最近のようで、
朝日楼を歌うちあきなおみは知らない人が多いのかと思う。
知っていても知らなくても、とにかく聴いて欲しい。
ちなみに、彼女のファド(ポルトガル民謡)の「霧笛(難船)」も併せてオススメです。
ブログランキング参加しています。ご協力を!