街を歩く男子中学生が友達同士、「ストレスかけるなよ」とふざけていた。
私は彼らと同じ年頃の時、ストレスという言葉を使えなかったと思う。
「癒し」「メンタル」は耳にしたことすら無かった。
自分で言うのも何だが、私はマセていた方で、
小学生の頃から友達(も、やはりマセていた)と
流行りの歌謡曲の歌詞の意味を調べて遊んでいた。
歌の中には大人だけが使う言葉があって、子供でも歌であれば出入り自由な感じがあった。
分からない言葉があると、年長者に聞いてみたり辞書で調べたり。
でも「ユウウツ」という言葉がどうしてもイメージできなかったので、友達と降参していた。
今なら、小学生でもユウウツはイメージ出来るのだろうか?
時代によってメジャーに使いこなす言葉は違ってくるはずだから、
今、専門分野でしか知られていない言葉が
何年後にはメジャーな言葉に躍り出るのかもしれない。
そしてどんどん「死語」になっていく。
こうやって価値観や文化が変わり続けていくのねー。