ある新聞の、滋賀県野洲市の市民生活相談課長の生水(しょうず)裕美氏の記事を拝見し、思い浮かんだ一人の女性がいます。4年程前に、当館にお泊りいただいた女子大生のゲストさんで、彼女は生水氏の講演を聴くために東京からお越しでした。
 
不勉強な私は当時、生水氏のことも、野洲市が生活困窮者支援において「先進国」だということも彼女の口から聞くまで、全く知りませんでした。
 
例えば、ホームレスの人の就職の面接にこぎつけた。しかし、着ていくスーツが無い。じゃあ貸し出そう。そこまでやってあげる仕組みがある、など。
 
彼女は、生水氏の下で働きたいともはっきり言っていました。
実際、彼女が現在どうしているのかわかりませんが、この人になら市の担当窓口にいてくれるといいなあと思わせる人で、優しさと影を合わせ持っていました。野洲市にいないとしても、きっとどこかで生活困窮者支援に携わっているのだろうと思っています。
 
付け加えれば、時事に的確な行政が執り行われている町が有能な人を引き寄せる魅力がある町だと痛感します。
 
「滋賀ってどういうところですか?」と県外からお越しのゲストさんに訊ねられることが、しばしばあります。状況によっては、この野洲市のことや、彼女のこともお話ししていますが、話しながら、街やその土地の「魅力」って、こういうことが本筋だよね!と思っています。「こういう話題が知りたかったのです、ありがとう」なんてゲストさんにおっしゃっていただくことができたら、私の立場として喜びです。
 
この世の深淵はすぐ隣りにあります。感度を高めて、精進精進力こぶ
 

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