滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

春霞

 

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長浜市に出かけて、山本山の付近を散策。

 

黄砂なのか花粉なのか、霞んでいる。

 

それにしても空が広くて、津軽半島に滞在していた頃の風景が蘇る。

 

風も強かったので尚更だった。

 

花粉といえば、、、30代半ば頃本当に花粉症が酷かった。

 

いろいろいろいろ経過を辿り、

 

タリオンという抗アレルギー薬が私に合い落ち着くことができた。

 

その後も過敏な症状はあるが、皮膚科に行くまでもなく過ごしている。

 

あと、滋賀県の生活環境も自分に合っているのだと思うわけで。

 

 

 

艶なるものを感じるとき

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最近訪問する銭湯から

 

周辺の佇まいを含めてとても艶っぽさを覚えています。

 

本日の『北方温泉』は向かいに老舗であろう料亭がり、

 

近くには古代の幹線道路の『東山道』があります。

 

この『道』がポイントなのですねーー。

 

古代からどれだけの人が一体往来したのか。

 

人を泊めたり、男女の交錯のようなものがあったんだろうとか。

 

各種、情念が落とし込まれていると想像すると興奮します。

 

以前、この東山道について自分なりに調べていたことがありますが

 

また研究したくなりました。

 

 

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中将姫誓願桜を背にする畑フェチ

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母の定期通院の待ち時間、車の中でボーっとしてようか

 

と思っていたら、「誓願桜の様子でも見に行くか」とウキウキ出発。

 

開花はしていたが、さすがにチラホラ程度。

 

それもそうだが、畑フェチとしては吸い込まれるような里山風景。

 

良かったのは、下方の畑で地元の人が話す明るい声が聞こえていたこと。

 

里山に囲まれた摺鉢状の地形なので、音の響きがいいのかもしれない。

 

一人で満喫したあと、

 

診療が終わった母も連れて花見。

 

「今年の花見はこれでもう充分です」と、ご満悦の母。

 

それにしても、行く先々で畑の飾らない(飾っているわけがない)美に

 

目を奪われている私。は、おかしいのかな。

 

骨まで愛して

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彦根移住6か月のMさん宅にお邪魔しました。

 

ご近所ながら、私は初の訪問。

 

もっと頻繁に伺う予定が、コロナ禍で最小限の行き来になってしまいました。

 

メールのやりとりはしていましたが、今回Mさんは腰を痛めていると聞いて

 

ちょっと心配になっていました。

 

ここへきて、本当に体調を崩している人が多いです。老いも若きも!

 

骨折(ダンナ)で通院先の医師までもが骨折し、三角巾で吊って診療しているらしい。

 

皆さん無理しているのと、運動不足でしょうか。

 

もっと暖かくなれば、治癒も進んで楽になるのでしょう、、、と信じて。

 

 

 

Mさんは、移住してすでに小慣れた雰囲気になっていました。

 

死生観なんかも語ってくださいましたが、

 

長生きしてくださいよ。

 

ラジオからの嘆き

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先日、ラジオの『こども科学電話相談』で

「自分が赤ちゃんの時はお母さんが優しかったのに、

 大きくなってきた今、自分に厳しいのは何故か」と質問してきた女児がいた。

赤ちゃんの時のビデオを観てそう思ったらしい。

まるで、過ぎ去った若き日の自分を懐かしく思う中年のような感覚。

すでに人生10年足らずで、自分の老いを自覚してしまっている。

いやいや、成長だよ。

それを老いというのさ。

動画は酷かもしれない。

成長記録を楽しく思うのは大人側で、

子供側は複雑かもしれないと少しは気にした方がいい。

いずれにしろ、ドキっとした電話相談であった。

先生の回答はどうでもよい気がして消してしまった、すみません。

 

髭の伊之助涙の抗議

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人の意外な一面を見つけるのは楽しく、

 

例えばモノマネをしない人が「真似してみた」と照れているとかわいい。

 

私は、真似もするし、人を動物にたとえたり、不謹慎なことが大いに好き。

 

ゲストハウス無我のオーナーは哲学者なので、

 

あまり、、どころか、全くそういうことに興味がない。

 

統合するより分解する方が好きみたい。(←ん、このまとめ方合ってます?)

 

いつだったか、インバウンドが多かった数年前、

 

オーナーが彼らにオリエンテーションをしている自分の姿を

 

「見てみろ、『髭の伊之助 涙の抗議』のように俺は説明しているぞ」と言った。

 

そういう比喩表現が新鮮だったので、私は大笑いした。

 

確かに、大きな外人さんの前でジェスチャーを交えながら

 

ゴミ捨ての説明をする姿は、ーー伝説ーー

 

物言いがつけられた行司さんが涙の抗議をした伊之助のようであった。

 

 

 

 

熱い感動を再び味わえるのはいつかな、、、、。

 

 

 

 

 

 

 

カメラのことになるとヤサグレ感が増す

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最近、綺麗すぎる写真が面白くなくなった。

偉そうなこというけれど。

 

カメラも写真も素人で、感覚でものを言っていいものか?なのだが。

いいカメラを持っていない(壊してしまった)やっかみかも。

 

ファインダー越しに、写したい瞬間とバチっと合う時がグッとくるのよね。

 

もう2年以上、一眼レフで撮っていない。

ということは、

心のシャッターだけで2年以上風景を切り取っていることになる。

畑の小屋、、墓地、、

春に咲き乱れる畑の花の背景には、畑の小屋があって欲しい。

墓地にある桜の美しさよ。

 

今年の春も、心のシャッターで目に灼きつけることになるのかな。

 

なんだろ、このヤサグレ感!