彦根ゲストハウス無我の女将のブログ

漂泊の思い・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。パンデミックの中、模索する日常のあれこれを記します。

チェリーピンク

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小中学校の友だちで、かよちゃん、がいた。

初めてのランドセルが、男子=黒、女子=赤、と疑わなかった時代に

かよちゃんは颯爽と一人チェリーピンクのランドセルだった。

中学になって私が先輩とトラブった時、

皆があの先輩には逆らわん方がいいという中で、

先輩がいつも正しいわけじゃない、と涼しい顔で擁護してくれたかよちゃん。

多感な思春期に、好きな歌手は新沼謙治と大々的に言える勇ましさ。

もちろん私も大好きだが、先見の明凄すぎだったかよちゃん。

そんなかよちゃんとは、自然に同じソフトボール部で、

自然と私がピッチャーになり、彼女がキャッチャーになった。

当時、実業団から誘いがくるくらいのピッチャーになっていた

私の球を受けられるのはもはや彼女しかいなかった。

いや、彼女だったから私もそこまでいったのだ。

本当に素晴らしいキャッチャー(=女房役)だった。

しかもキャンディーズのスーちゃん似の彼女に

受けてもらえるのは本当に誇らしいことだった。

人知れずキャッチング練習(つま先で蹲踞とか)をしていたようだったし。(笑)

お互い心身ともに充実して成長していたんだと思う。

余談だが、学校区が一大風俗店を含んでいたため、

来る人来る人本物のヤクザ(父兄が部活のコーチだった時代)、、

ある日不良集団のサッカー部員らが

私たちにノックしに来た人をみて犬のように一目散に逃げて行ったことがあった。

 

かよちゃんは、特技の美術センスを生かしてアパレル業界に就職した便りを最後に

連絡はしていない。

会っていないけど、私を心の母のように支えていてくれてきた。

100人が黒といっても、自分は白と言える人。

可愛いから許されたのかな。

でも今でも変わらず、可愛く元気なおばさんでいるんだろう。

 

 

 

 

 

 

東京

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東京の友人とのメールのやりとりで、

 

多くの企業が【倒れながら存続させている】という一文に

 

ショックを受けたことがある。

 

先が見えづらく業績悪化していても、

 

やめてしまったら日本中の日常生活が立ち行かない。

 

それが分かっているので畳むことはできないのだ。

 

パンデミックになり、この国は一都+その他の府県という構成なのだと

 

今更ながら強く思うようになった。

 

不透明で不安な日常が続くのだが、

 

とりあえず不自由のない暮らしが送れているのは、

 

こういう悲痛な上で踏ん張ってくれているおかげだと忘れてはならない。

 

東京の暮らしを伝えてくれるSさん、これからもよろしくお願いします。

地方移住

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メールで年賀の挨拶を数人の方にしている中、

 

昨年彦根移住をしたMさんから返信があった。

 

生まれて初めて雪掻きをしました、とのこと。

 

晦日に35センチの積雪があったとき、

 

自分も雪掻きしながらMさんのことが気になっていた。

 

移住前は愛知県にお住まいであったので、

 

ビックリしているんじゃないかと、、、。

 

そこの町内の【やり方】ってのがあると思うので、

 

ご近所の都合に合わせて雪掻きしていただければOKで。

 

偉そうに言うものの、私はイメージの半分くらいでギブアップだったけど(涙)

市井の人

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江戸川乱歩横溝正史松本清張、、、、

 

飽きない。

 

戦前、戦後の日本を見つめるにはとても勉強になる。

 

悲劇を遡ると原点が戦争だという作品が多い。

 

はて、私は初めて自分の生きているこの一瞬が

 

後世から原点といわれる時代なのだと思うようになった。

 

戦争を知らない子供たち、という歌のように

 

パンデミックを知らない子供たち、と。

 

松本清張が生きていたら、どこに着眼して誰を主人公にするのか。

 

マスクしていないぜ、、、パーティーあかんやろ、、、

 

入れ歯そんなところに置かないでよ、、、とか

 

そんな目の前の懸案事項とは

 

全然違うところに着眼してドラマにしそうで興味がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相撲の見方

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昨年2020年の大相撲の【この一番】は

初場所白鵬対遠藤をあげる人が多かったらしい。

結果は遠藤が白鵬に勝ったのだが、

横綱白鵬の投げられても遠藤の足の反応が良く(外掛け)

結局ひっくり返したという相撲。

投げに対して足が反応できるのは、一流。との解説。

これは、いつも切れ味の良いNHK藤井康生アナウンサー。

おもしろいことを言ってくれるわけでもない遠藤が

こんなに長く人気がある理由が初めてわかった。

出世、勝ち星、優勝、だけがお相撲さんを観るところではない。

決まり手に行き着くまで、各所の対応や思惑も見なければならない。

 

一方、

時々テレビで観る、

ソーシャルディスタンスでマスクをした観客の姿は、

真摯に【対局を見極める人】に変容した気がしている。

私の主人は無観客場所の時、「この静けさを耳に焼き付けておきたい」と

ラジオに向かっていたのでちょっとビックリしたが、

最近になって理解できるようになった。

(この時私は辛くて実況が聴けなかった)

当たり前と思ってきたことが、変わった。

その変化を受け入れると、

本来の姿が何であるのかが見えたのである。

娯楽や伝統文化は角度が変わって、違う楽しみが味わえる時代になっていくのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪の元旦

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晦日に降り積もった雪道を

元旦の今日、アルバイト帰りに歩いて帰りました。

出会ったのは、郵便バイクと宅配トラックと

雪掻きをする女性(昔ながらの半纏を着た)とソロソロ走る乗用車数台。

1時間歩いて、たったそれだけでした。

2回滑って転んだけれど、見られていない。はず。

いつもは車を運転して通る道が、まるで違う景色でした。

コロナ禍で皆さん静かにおうちで過ごされているのでしょうか。

私は多分、雪道歩行と雪掻きで筋肉痛が明日頃出現し寝たきりになりそうです。

(筋肉痛が出ないままの重い疲労でやられるかもしれません。)

☃️

ただいまゲストハウス無我は冬期休業中です。

時々、お問合せいただきありがとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

花言葉に涙する

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耐えよう

 

そんな言葉が新聞の見出しにあって目を止めた。

 

同感であった。

 

パンデミックになって一年になる。

 

ゲストハウス無我の動きは止まっているが、

 

ゲストハウス無我の時間は刻まれている。

 

私はやっとこの家の庭の草木と向き合うことができ、日々新鮮である。

 

100年以上存在するこの家と日本庭園は、

 

戦争や自然災害や泥棒(想像)、、各種の難題や変化に耐え抜いている。

 

庭にある草木の花言葉南天=難を転ずる、松=不老長寿、柊=用心深さ、

 

モミジ=自制、センボンヤリ=辛抱強さ、山椒=健康、、などなど正に今なのだ。

 

外からの魔除け、内側の戒め、と見受けられるウチの庭木たち。

 

先人の切なる願いと知恵が凝縮されていて、感慨深く日々眺めるようになった。

 

神仏と同じではないか、、、。

 

とりわけ私は、松=待つ、と掛けてある意味もあることに感じ入った。

 

待とう、耐えよう、新年も。