滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

遠隔会議

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月末なので来月の方針の話し合いをしました。

自営業ですから日曜日でも会議をします。

以前は「当面、これで行こう、、、」でしたが、

コロナ時代になって先が分からないので、一ヶ月をメドにしか方針を立てません。

オーナーはホームページのシステムの調整にかかり、

私は各方面とやりとりしながら、あれこれ雑用をし、

IT担当スタッフも遠隔からアドバイス

といった本日。

 

ふと気づくと庭の大葉に花が咲いています。

紫蘇とも言いますが、昔中国で食中毒に効用があると華佗という医師が広めた

と今日知りました。

なので「蘇」という字が使われているのですね。

華佗とは、私の好きな三国志に出てくる人物です。

華佗かーーと大葉を見ると思うようになるのでしょう。

つげ義春でバランスをとる

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大好きな件りがある。

 

だって前世がなかったら私たちはまるで、

まるで、、、

まるでなんだというのですか

ゆ、、、

幽霊ではありませんか

 

つげ義春の「ゲンセンカン主人」である。

解釈が大変で、私にはこれ以上説明が出来ない。

でも、時々このページへやってくる。

客室の二段ベッドの一階の端っこで。

 

 

飾らない魅力

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彦根市に隣接する犬上郡甲良町の「香良の湯」に最近週1ペースで足を運んでいます。

 

温水プールに併設した公衆浴場で、前から存在は知っていたのですが

 

非温泉なので優先順位が低かったのです。

 

ところが、最初の出会いで一気に株が最高に上昇!

地元のご老人が施設のお掃除を担当しているのですが、

 

このおばあちゃんパワーがローカルな魅力満点だったのです。

 

お掃除している人にアメをもらってしまうなんて、

 

今までどこにもなかった経験です。

 

泉質がいいとか、露天の景色がいいとか、そんなことどうでもいいよって思います。

 

顔見知りの若いお客さんとも、そのおばあちゃんはおしゃべりしていましたが、

 

悩みを抱えた人とかは是非立ち寄ってみたら良いと思います。

 

歳をとって腰が曲がってもこうやって仕事をする姿を見るだけで、

 

何かが氷解するはずです。

 

それほど新しい施設ではありませんが、隅々まで本当に掃除が行き届いてキレイです。

 

そしてそして大きな声で言っていいのかどうなのか、、、

 

入浴料250円!!

観光地ではないので、飾らないローカルさが旅人根性に突き刺さっています。

 

ウチに来る旅人さんにも、その辺の情感をきっと共感してもらえる気がします。

 

いつかご案内したいです!

 

追記: 密かに温水プールの利用も目論んでいる私。

 

 

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異国の地でのパンデミック

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パンデミックの中、帰国できず日本に留まっていた外国人就労者が

多数いたのでしょう。

このシルバーウイークの4連休でそれを知らされた思いです。

そういった人たちが何人かゲストハウス無我に【宿り】にきてくれました。

じっと耐えているのは日本人だけではないのですね。

どうすることもできない、ホームシックと闘っているのだと思います。

中に、リピーターの外国人さんがいましたが、

感情をいつもより抑えがちな様子を感じました。

異国の地で、普通でも大変なのに、、、いくら自分が選んだ道だとしても、、、

とても辛い日常だと察します。

それでも、自分より在学中の学生さんを同情していて、

思いやりがあるのです。

母国に湖があって、琵琶湖に足が向いたようです。

琵琶湖を見て、きっと泣いたんだろうな。

耐え忍ぶ気持ちを受け止めてくれるのは、大自然

と、人間同士の思いやり。

再確認できました。

これからも、いろいろなゲストさんの抱えている気持ちを

推し量ってお迎えいたしたいです。

 

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衝動

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先日、スーパーの薬剤コーナーをチラ見したら、二度見。

【ビワ湖浣腸】なんて陳列されている!
私が知らなかっただけなのか?
普通なのか?
イチヂク浣腸と隣り合っているけど、、、。

 

 

買いたい。

 

 

いやいや今必要ない。

ネーミングにやられて買う食品は多いけれど、

これは

さすがに思いとどまった。

 

 

第二のふるさとだと思って来てね

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シルバーウイークの四連休、

以前海外から日本へ移住してお勤めしているという

無我のリピーターさんが久しぶりにお越しくださいました。

早めに荷物を預けにやってきて、

すでにスイス(ハンバーグで有名な彦根の人気喫茶軽食店)で

ランチを済ませていました。

日本に留学で来ていた頃から思うと、

社会人になって大人っぽくなっていました。

その頃から、

自国ではなく日本での就職を希望していたので望みが叶ってよかったし、

コロナ後であったら難しくなっていたかもしれません。

そのかわり、自国へ帰省するのが容易ではなくなってしまいましたが。

そんな時、地方都市・彦根を第二のふるさとだと思って(多分)

宿りにくる、、、

我々の老け具合をたしかめにくる、、、、

いいんですよ、それで(笑)

ちょっと都会の人の多さに疲れていることもあるみたいです。

 

このご時世、皆さん第二のふるさと必要ですよ。

本当のふるさとに立ち入れないこともありますから。

今は途中の着地場所かもしれませんが、

自分にとってかけがえのない第二のふるさとにしていくのは

コロナ時代大切ではないでしょうか?


先だってまでのインバウンドブームのおかげで、幸いゲストハウスやホステルが

日本にたくさんできています。

近場でいいので、

第二のふるさとを作る旅、

第二のふるさとを旅する旅人、になってみませんか?

 

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雑談

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リモートでゲストさんと交流するようになって、

「リモート、イイね」

偽らざるオーナー、女将共々の感想。

 

かなーり昔の話で恐縮ですが、私は入学した中学校(岐阜市)が生徒数2000人近い

マンモス校だったので、実は最先端のリモート風スクールライフでした。

グランドに集められることは一切なく(人員オーバー)、

教室にいながら学校放送で各種の式をしていました。

校長の顔をライブで見たことはないくらいでした。

生徒会長の選挙演説も、放送。

体育祭も【ずらし参加】で、一同に集まりませんでした。

一度、文化祭だったのか故山本寛斎氏の講演を聴いたのも学校放送でした。

寛斎氏は、この中学校卒業だったので当時語られることは多かったです。

氏が考案した、体育祭の応援歌と振り付けはちゃんと受け継がれていましたし、

なんと言ってもオーラがあって圧倒的な存在感があったという伝説が心に残っています。

偏差値が高いとかツッパリを極めるとかではなく、

カッコイイ生き方が他にあることを示してくれました。

話がそれましたが、、、

子供の多い時代で、どこに行っても学校は【密】でしたが、

今思えば教室に【引きこもり】、教師は上手いこと【密集をずらして】くれていました。

手取り足取りすぎず、遠隔操作の学校でも皆人間味があったし良かったよなー

って雑談でした。