滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

至福の時

f:id:norimurata:20191206235543j:imageタツ掛けカバーを手編みで製作するのはは人生最後かもしれないが

神が降りてくるのは何度かあるかもしれない。

 

そんなことを考えながらモチーフを生産中。

 

まだまだ半分以上作らなければなりませんが、

実のところ終わってしまうのが寂しいと生意気なことを思っています。

(写真は出来上がった一面だけ撮影してみたところです。まだ三面出来ていません)

 

手持ちの毛糸や、セーターをほどいたもの、実家の母にも提供してもらって編んでいるので、

材料費はかかっていませんが、

とにかく時間がかかりますね。

でも、至福の時間です。

 

 

第二期リノベーション始まりました

f:id:norimurata:20191205233213j:image12月になりました。ゲストハウス無我の一部リノベーションが始まりました。

築100年越えの古民家を購入して以来、【減築】が希望でした。

減築といってもグサッと減ってしまうことはないので、外からは判らないと思います。

健康的にダイエット、くらいになってくれるはずです。

いつもいつも紆余曲折ありながら、減築に辿り着けただけでもヨカッタです。

6年前の開業時は、雲を掴むような中、前に進むことだけで精一杯でしたが、

今回はある程度の予測を持ちながら楽しめています。

工事施工者、デザイナー、コーディネーター、ご近所さん、などなど御厄介になりますが、

特筆すべきは、工事施工者さんが御子息3人伴って一緒に作業されることです。

学生と伺っていましたが、6年経てばすっかり社会人ですよね。

しかも3人兄弟で全員、後継するなんて素晴らしいです。

彼らを見ていると、本当にお父さんが好きなんだと思えて感動します。

今日はそんな姿を見て(こういうの親子鷹って言うのでしょうか?)、

頭の中、兄弟船が流れていました。

💠💠💠

現在、宿泊部門は休業中です。(レンタルスペース、フォトスタジオは営業中です)

そのような中でも宿泊のお問合せをいただいておりますが、あと3ヶ月程お待ち下さいませ。

ご理解のほどよろしくお願いいたします!

 

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友人

f:id:norimurata:20191129004843j:image今年も残り一ヶ月。巷は忘年会シーズンですね。

💠💠💠

一度、職場の先輩に誘われて年越し詣りのため、岐阜県不破郡にある南宮大社へ行ったことがある。

先輩は看護師でありながら、自営業もして、夫の愛人の子供も育ててしまう、霊感強い、、、

はっちゃけた女性である。

年をとってくると、なかなか友人ができない。そんな中で当時唯一の友人であった。

一年間の反省会。雪の積もった駐車場で車を停め、カウントダウンにやってくるヤンキーを眺めつつ。

私の告白した反省は、医療者の視点では救われようがなかったが、

彼女の持ち合わせている経営者の視点のおかげで地獄から救われたのであった。

翌年も、この年越しをしたくて彼女に願い入れたが、返事はNO。

おまけに「子供ができたのなら、育てたいから教えて」だった。

(注/私が愛人だったわけでは無い)

ともかく、

操縦が上手だった。

一回り近く年上だった彼女の、当時の年齢と同じくらいになった私。

腑に落ちる人間関係、いくつやっていけるかなー。

 

 

続 愛知・岐阜の喫茶店文化②

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自家製の一斤の食パンがこちらの岐阜市内のモーニングの目玉。食べきれなかったら、持ち帰りできる紙袋も置いてあります🎈

 

 

💠💠💠

 

 

以前、岐阜市に居住していた時、一時間くらいかけて愛知県(旧尾西市)へ車で通勤していた時代がある。「岐阜から来ています」と自己紹介すると、地元の方々がまるで懐かしい親戚でも見るような温かい眼差しになるのであった。嬉しいことだが、不思議だったので自分なりに探ってみたことがある。

聞けば、岐阜イコール故郷、愛知イコール故郷っぽくない、という田舎か都会か、論。反論するが、愛知でも田舎風景はあるよ、ちゃんと。だけど、魚が遡上するように尾張小牧ナンバー車や名鉄電車で終点の名鉄岐阜駅まで乗って愛知県人は岐阜へ遊びに行くのだ。岐阜側は、田舎とバカにされているとは知りつつこの人たちから愛されている(おそらく)ことも自覚している。

これには足らず、民俗学の本も二冊ほど買って読んだ。尾張と美濃の境を成す木曽川。この流域は戦国の世、織田信長の諜報員が居住した一帯だと知って納得できるものがあった。現在は大きなショッピングモールがいくつかあって購買意欲の高い地域であるが、一歩裏の道筋は終戦後を彷彿とさせる原風景があり、ちょっとビックリしたことがある。高度成長期の大きな変化を意外と柔軟に受け入れる一方、変わらない懐かしさを喫茶店文化を育ててきた。

愛知・岐阜のモーニング文化の基盤は【  懐かしさ  】 なのではないかという道にたどり着いた。続く。

手渡されたもの

「ちょっとコレ始末してくれ」と慌てるダンナさんから手渡されたものーーー。

お灸🔥

消しても良かったみたいだけど、あら勿体ない。

私も久し振りにお灸しました。

庭で月を見ながら。

このあと平和堂に行ったので、さぞかしナゾの煙臭さだったと思います。

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慌てた原因は、来客への対応(自治会関係)です。

皆さんご苦労様なことです。

余談ですが、今年度自治会の会計の方が元々事務職の大ベテランさんだそうで

これは自治会長としては大いにラッキーです。

慣れない自治会長(当方)の上に、会計もナンチャッテでは終わってしまいます。

大変ですが、良いこともちゃんとあります。

二ヶ月

f:id:norimurata:20191108221008j:image「山の湯、本当に廃業したんやな」

先日突然クチにしたダンナさんである。二ヶ月になる。

遠方、県外の方からの問い合わせの多さに観光協会がビックリしている旨を聞いた。

意外と地元は静かに受け入れていたような気がする。

その日が来たか、というように。

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幕切れって、年数と比例せず呆気ないものだったりする。

山の湯の絶大な存在価値や銭湯文化も

語りたいが、

まだ私はこの幕切れのあっけなさの中に漂っている。

すみません。

 

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独り言なので気にしないで

f:id:norimurata:20191107224808j:image最近見かけなくなったなあシリーズ。

ハンカチ、ティッシュを携帯する女の子。

席をサッと女の子に代わってあげる男の子。

飲み物をこぼした時サッと自分のポケットティッシュを差し出す。

ストーブに近い席を譲ってあげられる。

こんな異性の心遣いって私はドキドキする。

こういう子をお嫁さんにしなさい、旦那さんにしなさい、って推す。

実際、なかなか見かけない現象で。

良い場所を陣取って動かない人、

ティッシュありませんかあー、

といわれるのが現実かな。

昭和女の独り言。