滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

続 愛知・岐阜の喫茶店文化②

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自家製の一斤の食パンがこちらの岐阜市内のモーニングの目玉。食べきれなかったら、持ち帰りできる紙袋も置いてあります🎈

 

 

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以前、岐阜市に居住していた時、一時間くらいかけて愛知県(旧尾西市)へ車で通勤していた時代がある。「岐阜から来ています」と自己紹介すると、地元の方々がまるで懐かしい親戚でも見るような温かい眼差しになるのであった。嬉しいことだが、不思議だったので自分なりに探ってみたことがある。

聞けば、岐阜イコール故郷、愛知イコール故郷っぽくない、という田舎か都会か、論。反論するが、愛知でも田舎風景はあるよ、ちゃんと。だけど、魚が遡上するように尾張小牧ナンバー車や名鉄電車で終点の名鉄岐阜駅まで乗って愛知県人は岐阜へ遊びに行くのだ。岐阜側は、田舎とバカにされているとは知りつつこの人たちから愛されている(おそらく)ことも自覚している。

これには足らず、民俗学の本も二冊ほど買って読んだ。尾張と美濃の境を成す木曽川。この流域は戦国の世、織田信長の諜報員が居住した一帯だと知って納得できるものがあった。現在は大きなショッピングモールがいくつかあって購買意欲の高い地域であるが、一歩裏の道筋は終戦後を彷彿とさせる原風景があり、ちょっとビックリしたことがある。高度成長期の大きな変化を意外と柔軟に受け入れる一方、変わらない懐かしさを喫茶店文化を育ててきた。

愛知・岐阜のモーニング文化の基盤は【  懐かしさ  】 なのではないかという道にたどり着いた。続く。

手渡されたもの

「ちょっとコレ始末してくれ」と慌てるダンナさんから手渡されたものーーー。

お灸🔥

消しても良かったみたいだけど、あら勿体ない。

私も久し振りにお灸しました。

庭で月を見ながら。

このあと平和堂に行ったので、さぞかしナゾの煙臭さだったと思います。

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慌てた原因は、来客への対応(自治会関係)です。

皆さんご苦労様なことです。

余談ですが、今年度自治会の会計の方が元々事務職の大ベテランさんだそうで

これは自治会長としては大いにラッキーです。

慣れない自治会長(当方)の上に、会計もナンチャッテでは終わってしまいます。

大変ですが、良いこともちゃんとあります。

二ヶ月

f:id:norimurata:20191108221008j:image「山の湯、本当に廃業したんやな」

先日突然クチにしたダンナさんである。二ヶ月になる。

遠方、県外の方からの問い合わせの多さに観光協会がビックリしている旨を聞いた。

意外と地元は静かに受け入れていたような気がする。

その日が来たか、というように。

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幕切れって、年数と比例せず呆気ないものだったりする。

山の湯の絶大な存在価値や銭湯文化も

語りたいが、

まだ私はこの幕切れのあっけなさの中に漂っている。

すみません。

 

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独り言なので気にしないで

f:id:norimurata:20191107224808j:image最近見かけなくなったなあシリーズ。

ハンカチ、ティッシュを携帯する女の子。

席をサッと女の子に代わってあげる男の子。

飲み物をこぼした時サッと自分のポケットティッシュを差し出す。

ストーブに近い席を譲ってあげられる。

こんな異性の心遣いって私はドキドキする。

こういう子をお嫁さんにしなさい、旦那さんにしなさい、って推す。

実際、なかなか見かけない現象で。

良い場所を陣取って動かない人、

ティッシュありませんかあー、

といわれるのが現実かな。

昭和女の独り言。

 

秋の夜長

f:id:norimurata:20191106232941j:image時期的に喪中はがきが連日届きます。

大変な一年を過ごされたことだとお察しいたします。

何もお力になれませんが、思い出してくださって

縁を感じてくださったことに感謝いたします。

取り急ぎ、はがきや電話で返信をさせていただきました。

ゲストハウス無我も身内のバタバタが毎年続いていたので、

今まで同じような連絡にも失礼ながら充分対応できませんでした。

そういう点では、開業以来初めての平穏な年です。

(と言っていると何かが起こったりするのだ)

はがきを手にとって、しみじみしている秋の夜長です。

 

 

 

鑑賞の仕方

f:id:norimurata:20191105000023j:imageYさん(民俗学の達人、リピーターさん)にヴォーリズ建築の豊郷小学校

鑑賞の仕方を教えてくださったことが強く印象に残っています。

小学校なんだから、子供の目線になって、朝から夕方まで過ごしてみるのさ。

夕方の日が傾いた頃は最高だぜ、ヴォーリズはすごい、って。

ことで、先日図書館に行ったとき寄りました。→同じところです笑。

廊下に差し込め日差しが、、、これかな?

f:id:norimurata:20191105000042j:image朝から夕方までそこにいる、という気持ちの余裕、腹の座った旅人です。

いつも、この人は仮の姿で今ここにいるだけではないのか?と思わせる仙人ぶり。

また名言、よろしくお願いいたします!

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警察手帳を見せられても疑え

f:id:norimurata:20191103205311j:image先日、自治会の防犯懇談会に出席しました。

地元の交番の警察官のレクチャーがあり、当地域の犯罪件数が年々減少傾向である、

滋賀県内の十五年前からみれば半減しているとのことでした。

こういった地域の活動や個人の防犯意識が向上した成果だという話です。

防犯カメラやドライブレコーダーはかなりの抑止力になっていると言えます。

しかし手強いのは振り込めなどの一連のサギです。

制服警官・警察手帳でも疑え、

と現役警官からの直言には戦中戦後を生き延びた多数の出席者の御老人らも

ビックリされていました。

サギの対策も、この差し迫った直言で効果絶大だったと思います。

不審なことがあれば→交番→県警の知能犯対応刑事→すぐ対応

という仕組みになっているそうで、これは心強い情報でした。

交番or110に躊躇せず連絡するべきですね。

ドライブレコーダー、防犯カメラ、、、周知のものになりましたが

これらも「協力する」気持ちがないと冷たい世の中になるばかりなんでしょうね。

会が終わると、ラグビーはどっちが優勝だったかなって話題に。

御年輩の方々にもラグビーは浸透していましたね。

ちょっとほっとしました。冷静さと余裕も大切ですね。