滋賀県 彦根ゲストハウス無我 ママさんのブログ

漂泊の旅・第二の故郷、としての【宿り】の場所を作っていきます。宿泊される方の思いをしっかり見つめて、模索する日常のあれこれを記します。

陳情

f:id:norimurata:20190604112106j:imagef:id:norimurata:20190604103337j:image先日、「陳情」という役目を担って彦根市役所 彦根駅西口仮庁舎に出向きました。

 

時々触れていますが、今年度自治会長になっているゆえです。

 

陳情の内容は、町内の河川堤防土手の改修要望です。

 

堤防のアスファルトが損壊しているため、ボロボロと土や石が住宅側に落ちてきます。

 

堤防は車も走り危険です。

 

前任の自治会長も陳情を市にしている案件ですが、放置されてしまっています。

 

近くの住民が、なんとか自前で修復を試みて今に至っています。

 

事故や災害で、最悪の状態を招かないように早急に対応していただきたいものです。

 

前任者や他の役員の方々、近くの住民の方々の強い要望をうけて、

 

陳情書と現場の写真プリントを作成して提出しました。

 

仮庁舎内のまちづくり推進室に受理され、返答まちとなっています。

 

昨年も担当者が現場を確認にはきたようですが、それだけだったようです。

 

高齢世帯が多く、自分でいうのもなんですが、

 

自分は若い自治会長です。

 

移住5年の新参者なのですが、

 

それだからこそ期待されている部分は感じます。

 

神がかり的な力はありませんが、機動力だけはありますので、

 

声を大きくして取り組みたいと思っています。

 

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国宝・彦根屏風 2

f:id:norimurata:20190528220930j:image暑くなって来て、そう、Tシャツの季節ですね。

 

ゲストハウス無我のオリジナルTシャツ、ジワジワとお買い上げいただいております!

 

あらためて御礼申し上げます。

 

💠💠💠

 

昨年、なぜか販売用の何かを作ることになって、

 

我々スタッフ一同かねてから【推し】の彦根屏風Tシャツを作りました。

 

この屏風絵は、ーー幽玄ーー淫靡ーー、嗜好な我々にジャストフィット。

 

 

彦根屏風のデザイン画を使用するため、彦根市に商標登録の使用許可申請をして(有料)、

 

オリジナル化しました。

 

手続き、商標登録、などなど初めてづくしで勉強になりました。

 

彦根屏風については、何ヶ所か図書館で資料を探し、勉強、、、。

 

私個人としては、やはり人の姿と顔が描かれている絵画はインパクト大だと主張します。

 

風景や動植物も面白いのですが、人の表情は何よりもストレートです。

 

この屏風絵は京の遊里の情景ですが、

 

彦根藩井伊直亮によって所有されたことで【彦根】と名がついたらしく、

 

これは幸いなことだったと思います。

 

いつの日か彦根駅や周辺の再開発となったとき、

 

内装や壁や天井のいたるところに彦根屏風がデザインされないものかと願っています。

 

そのあわーい夢のためにも、

 

彦根屏風Tシャツから一人でも多くの方々に見知ってもらいたいと思っています。

 

写真は台湾のゲストさんです。台湾にも持って帰って頂けると嬉しいですね😊

 

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愛知・岐阜の喫茶店文化 ①

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一番のお気に入りモーニング。岐阜市の「キャラバンサライ」のモーニングセット。

10年前と変わらず370円也。コーヒーおかわり可。ウエイトレスさんとのおしゃべりも◎

 

💠💠💠

 

いつか書こうと思っていたこと。

 

愛知・岐阜の喫茶店文化、について。

 

私は出生地が愛知で、育ったのが岐阜。

 

途中、バリバリの若き時代は信州で学業と就職、宿業に転職するまでの数年間は、

 

再び愛知〔一宮市)や岐阜〔岐阜市や関市)で就職していた。

 

中京圏を一旦出たおかげで

 

いかにこの地の喫茶店文化が並外れているのか、客観的に考えることができる。

 

・・・究極から言う。

 

茶店は生活の一部、なんてもんじゃない。人生そのもの。

 

産湯。末期の水。

 

なのだ。

 

笑うでしょう。

 

でも、信州でいうなら【山や温泉】の文化、

 

今私が暮らす滋賀なら【祭り】の文化が当てられる。

 

時代と共に捨ててしまったものがあったが、捨てなかったものがそれらなのだ。

 

💠💠💠

 

信じられないかもしれないが、

 

病気が進行し自分でももうダメかなと思い始めた患者さんが、

 

最後に「喫茶店のモーニング行きたかったな」と言う人を何人か見てきた。

 

決して信州の人は言わない台詞だ。

 

岐阜の農村でどうしても喫茶店(モーニング必須)がほしくて、

 

話し合った結果、村内のある家のお嫁さんに白羽の矢が向けられ開店することに、、、

 

とか、珍しくない話である。

 

名古屋だと独居老人の生存確認に、喫茶店が一役担っているときいたことがある。

 

マスターからケアマネジャーに連絡がいく、など。このあたりの話は当然レベルかな。

 

💠💠💠

 

しつけ、人生相談、告白、失意、生を実感する、、、、こんな時に行く所が喫茶店

 

町の銭湯のような場所だといえる。

 

そういえば、友人のお祖母様のお葬式に行ったとき、

 

「よくおばあちゃんと行っていた喫茶店に行きたいから付き合って」と当日の夜に

 

お互い喪服で行ったことがあったっけ。

 

💠💠💠

 

なぜ、愛知・岐阜の人々が喫茶店文化を育んできたのか?

 

今回だけでは到底語りつくせず。

 

またいつか、シリーズで自論を展開するつもりなので、

 

宜しくおつきあいのほどを!  続く。

 

 

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最前線の旅人

f:id:norimurata:20190520112404j:image最近、30代男性で歴史好き旅の客人が続きました。

 

山に登っています、とだけおっしゃられる方も実は、

 

室町や戦国の山城を散策されているのかもしれませんね。

 

会社・自営・地域のなかに身を置くと、

 

先人の足跡に目が向くのは極めて自然で、自分の立ち位置を確認したくなると察します。

 

なんだ、大昔も権力者って同じことやっていたんだって思います。

 

現代の人が過去へ擦り合わせようとするのかな。

 

とはいえ、学びは大きいですね。

 

滋賀県は歴史の宝庫です。

 

地元のおじさん、おばさんを見て

 

この人達は忍者の末裔かも、って妄想するのが歴史好きにはたまりませんね。

 

木や土ですら、信長が寄りかかった木かも、踏みつけていった土かも、

 

と思って愛おしいんじゃないでしょうか。

 

そういった感想を気軽にぶつけていただけるのが、

 

我々の役割だと思っております。

 

なかなか勉強が間に合いませんが、

 

肌感覚の歴史感はお伝え出来るかと思います。

 

同じ人でも、30代の頃と50代になった時と歴史感も変わるはずなので、

 

また思い出して彦根に足を運んでいただけたら幸いです。

 

制覇するというのも旅の醍醐味ですが、

 

同じ風景でも違って見えるようになるのが人生の旅をしている成熟した旅人の姿ですね。

 

社会の第一線で活躍中の30代男性が、

 

貴重な休暇に滋賀の歴史旅のために連泊してくださり本当に嬉しいことです。

 

風情、、、ゆったりとした時間、、、

 

彦根でもっと歴史を満喫していただけるように頭をひねっている今日この頃です。

 

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地域の包囲網

f:id:norimurata:20190516172355j:image先日、男の友人が「今年町内会長になったので、家を離れられない」と、

 

言っていてオドロキでした。

 

可哀想にって意味ではありません。

 

自覚がで出来たじゃん!

 

だって、独り身の気楽さで雪国に行ったかとおもえばすぐ南の島へと、旅にでる彼。

 

でもちょっとばかり、そういうわけにいかなくなったようです。

 

急に大人に見えました(もともと充分大人なんですが)。

 

そういうウチも自治会長を引き受けさせてもらっています。

 

前任者からの引き継ぎ、会議(防災とか体育とか総会とか)が目白押し。

 

各方面の係の方々が問い合わせにウチにお越しになることも多く、

 

服を着ていなければならない毎日です。(冗談デス🤭)

 

トイレの戸はちゃんと閉めて用足しをしなければならない毎日です。(しつこい)

 

そんな間隙をついて、夫婦喧嘩をして帰還兵か?というような格好で家出をしかけたところ

 

民生委員のおばさまに見つかり諭され、帰宅した私。

 

地域の包囲網にまんまと引っかかってしまいました🕸🕷

 

お世話かけてスミマセンでした。

 

高齢世帯が多いので、つい自分が若いと思ってしまいます。

 

🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

 

旅人宿ですが、旅とはドンドン引き離されていくゲストハウス無我の住民。

 

お許しくださーーい

 

誰に何を謝っているのかもわかりませーーん。

 

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図書館の風景

f:id:norimurata:20190512101148j:image身近な人から聞いた話です。

 

当世、図書館は高齢者で溢れかえっております。

 

ある図書館で、高齢の男女が携帯電話の番号交換をしていたそうです。

 

人目も憚らず、大声で。

 

憚ってほしい場面です。

 

静粛にすべき場所だから、だけではありません。

 

「僕の好きな本なんだ」と言って渡した時、栞が挟んであって電話番号が書いてある。

 

なんていうのを期待します🍀🍀🍀

 

気付かないところでは、そういうのが繰り広げられていることを願いますけど。

 

先日、つげ義晴の『古本と少女』を読んでしみじみ思いました。

 

【憚る】とか【男女の機微】とか、死語ですかねー

 

情緒のないこととしないように私も気をつけようーーー

 

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体験移住 アット ゲストハウス無我

f:id:norimurata:20190512101626j:imageゲストハウス無我を足場としていただき、

 

2年に渡り体験移住をされたMさん〔男性)のゴールが近づいてきました。

 

他県にお住まいのまま、滋賀県に幾度も通い、

 

職業のスキルアップをしながら、

 

丁寧に冷静に、

 

人脈や情報を取得されてきました。

 

24時間営業スポーツジムがあること、ランニングに最適〔琵琶湖岸)なこと、

 

ひと通りの公共・民間の施設やサービスが揃っている完結型地方都市であること、など

 

ご自分の趣味も生かせて実生活の便利さもあることは大きなポイントだったようです。

 

今年中には、彦根市内に居を構えて移住完了の予定です。

 

彼の特筆すべきは、当初から物件探しは一番【最後】にすると決めていたこと。

 

なので、その成り行きに大変興味が湧き、

 

いろいろな提案など(と言っても単におせっかい話ですが)してきました。

 

移住=家を探すところから、、、、と思いがちです。

 

もちろん、正解はないので人それぞれにあった移住の仕方で構わないのですが、

 

ビジョンを持つこと、更にビジョンを修正していくことは必要です。

 

そんなことを彼から勉強させてもらいました。

 

怪談ナイト(ゲストハウス無我のイベント)の参加や、

 

仕事のお悩み相談役(結果、 その人は転職し幸せ)や、

 

近所でナゾの泥酔老人の置き去り事件があり奔走、

 

などなど、

 

ゲストハウス無我に滞在中にいろいろ体験されました。

 

泥酔老人事件の時は彦根を嫌いになるんじゃないかとちょっと不安でしたが、、、。

 

ヨカッタヨカッタ😊😊

 

 

 

今度は、県外移住者からの目線で彦根の魅力を覚醒していってほしいなと願います!

 

 

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