先日お泊りいただいたゲストさんと「夜話」。
発達障害の方々の就労支援をするリハビリスタッフの女性でした。
彼女は自発的に、
ご自分の休暇を使い研修のため彦根にお越しになっていました。
しかも、安定した病院勤務を辞めての転身です。
茨の道ダネーーってお互い笑い合いました。
就労支援の関係で中小企業の社長さんに接することが、
彼女には新鮮な出会いだったようです。
なんかその気持ち共感できる!
仕事への魂を感じるわけです。
ところで、彼女の研修資料(電話帳のような)を見せてもらいましたが、
骨子は「現状の得意を生かす」でした。
ー2をー1にトライさせるが+3を目指さない。
ー2なりに出来ることを訓練していく。
よく誤解されて、ー5を+5にするのが機能訓練や社会復帰と思われがちです。
アスリート養成ではないので、
無理や無駄のない目標を見極めて訓練がなされるわけです。
具体的な例では、起床10時が9時になったことは◎。
ですが、就労となるとこれだけではいけないので、
専門スタッフが一歩踏み込んだプランを提案していくわけです。
受け入れ先、親御さんの考え方、なども調整されます。
精神疾患が複合されてくることも多いので、
専門知識を伝えていく役割も大きいです。
ただ、そうは言いながらも、
「こういう人(学校でも職場でもやっていけない)昔もいたよね」と、
彼女も私も同意見でした。
同じように見えるーーーーーー
何が違うんだろうーーーーーー
今の超高齢者時代が去ったあと間違いなくやってくるのは、
精神のバランスがとれない時代だというのも一致したんですけど。
今、就労に苦心している人へ、まとめます、
①まず素直になってください 、
②整理しましょう 、
③他人を信じましょう、
④出来る、分かっている、と強がらない方がラク 、
⑤出来るか分かっているかは、もう見抜かれています、
と。
ゲストさんと語り合った、こんな夜でした。
★彼女は広島県からお越しだったので、今回の大雨災害でどう過ごされているのか
わかりません。本当に大変だと存じます。無事を祈るばかりです。